あらゆる空間と環境を、建築の視点でデザインする
京都精華大学の建築学科では、人が関わるあらゆる空間や都市をデザインする「建築家」を育成します。建築家とは、単に「建物を設計する人」ではありません。都市、建築、空間から始まり人々の日常生活にいたるまでの、より良い環境や状況について創造的な提案を行う能力と姿勢を持ち合わせた人のことです。建築学科では2025年度にカリキュラムを新たにし、入学後に選択できる2専攻を設置。建築士の受験資格を得るとともに、家具やインテリア、都市や環境、持続可能な建物やまちづくり、コミュニティのあり方まで学び、さらに幅広い進路選択を可能にします。人々の暮らしが多様化している現代において建築家に求められることは、見た目や合理性だけではなく、その空間に暮らす・使う人々への想像力や、土地や地域がもつ歴史や文化への深い理解、そのうえで新しい社会や暮らしを提案できる力です。建築とは、この先何十年にわたる未来の社会をつくる、希望の学問なのです。
2年次に分かれる2つの専攻
建築学科の特徴
1年次は設計の基礎を学び、 2年次から専門へ
1年次は学科共通で、設計の基礎知識や技術を習得するとともに、人間が生きる場所や環境について考えます。そして、建築設計の技術やデザイン力をより深めていきたいのか、人間社会や自然環境への理解を深め、コミュニティの在り方を考えていきたいのか、興味関心にあわせて2年次からの専攻を選択します。
世界で通用する国際感覚を磨く
グローバルな舞台での活躍を視野に入れ、長期の海外フィールドワークや、海外から世界的に活躍する建築家を迎えて講評を受ける機会を多数用意。海外の提携大学とのワークショップも行っています。自分が設計したデザインについて、英語でプレゼンテーションや議論ができる力を身につけます。
プロフェッショナルな教員による少人数指導
プロの建築家やコミュニティの専門家である教員のスタジオ(ゼミ)に分かれ、少人数指導のもと専門性を深めていきます。実際の仕事を想定した実践的な指導で、住宅やインテリア、公共建築、都市設計、環境デザインなど、興味に応じて取り組むことができます。一級建築士や二級建築士の受験資格も取得可能です。
施設
究明館
究明館は建築コース専用の工房。木材や金属、樹脂など建築の設計などに欠かせない素材を加工する機器がそろっており、建築模型や家具などをつくることができます。
PICK UP!
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実習室には図面や模型がならび、建築事務所さながらの雰囲気。
フォトギャラリー
卒業後の進路
建築家として必要な知識と技術とともに、新しい社会や人の暮らしをつくり出す発想法や考え方がみがかれる建築コース。建築士の資格を取得し、建築事務所に就職する人、またクラスメイトらと一緒に建築事務所をたちあげる人が多いのが、このコースの特徴です。
● めざせる職業
● 主な就職先
建築設計事務所、デザイン事務所、家具会社、ゼネコン など
● めざせる職業
建築家、インテリアデザイナー、空間プランナー、家具デザイナー など
● 主な就職先
建築設計事務所、デザイン事務所、家具会社、ゼネコン など
取得できる資格
在学中、指定された科目単位を取得すれば、以下の資格を取得することが可能です。その他、検定・資格取得のための支援講座も用意されています。
● 一級建築士受験資格 ※建築専攻のみ
● 二級建築士受験資格
● 木造建築士受験資格
● 一級建築士受験資格 ※建築専攻のみ
● 二級建築士受験資格
● 木造建築士受験資格