障害学生支援 Resource for Students with Disabilities

CAMPUS LIFE

京都精華大学では、障害があるなどの理由により修学上の支援が必要な学生の相談に応じ、必要な支援を行っています。
障害学生支援室は、その相談の窓口です。コーディネーターとよばれる専門スタッフが対応し、所属する学部・研究科等や学内外の関係機関などと連携しながら、学生が自分らしい学びを実現し、充実した大学生活を送れるよう、一緒に考えていきます。困りごとはあるけれど、必要な支援が具体的に分からない場合も、ぜひ相談してください。保護者の方や教職員からの相談も受け付けています。
 

支援の内容について

個別相談について

困りごとを整理するときに、障害学生支援室のスタッフがサポートを行っています。
修学上の様々な悩みや相談ごとをかかえる学生からの相談に応じています。
 
 障害について相談したいが、どこに相談すればいいかわからない。
 履修がうまくいかなくて、困っている。課題のスケジュール管理がうまくいかない。
 授業中に先生の話が聞き取りにくい。
 グループワークの時に落ちつかない。


個別相談の予約について、3つの方法で申し込むことができます。 
申し込み方法
メールで申し込む 本文に「学籍番号・氏名・相談したいこと・来室可能な曜日と時間帯」を記載し、下記メールアドレス宛にご連絡ください。

障害学生支援室
Mail:shien@kyoto-seika.ac.jp
電話で申し込む 電話にて個別相談を利用したい旨をお伝えください。

Tel:075-702-5268
窓口に来て申し込む 障害学生支援室の窓口にて直接お申し込みください。

本館1階 障害学生支援室

合理的配慮について

合理的配慮とは、障害のある学生が教育を受ける権利を行使できるように、必要かつ適当な調整や変更を行うことです。教育内容の本質を変えることなく、何らかの工夫や支援によって、機会の均等を目指します。
合理的配慮の内容は、本人からの申請に基づいて、根拠資料などをもとに対話を重ねながら、個別具体的に決定していきます。
※合理的配慮はどのタイミングでも申請できますが、対話と調整には一定の時間を要します。直前や事後の対応は難しいため、事前にご相談ください。

主な障害種別に応じた支援の内容について

以下は支援内容の一例です。個々の状況や授業内容に沿って検討していきます。

聴覚障害

  • パソコンテイク(パソコン文字通訳)
    授業の内容やその場で起こっている音を文字にして伝える
    自動音声認識ソフトの誤字の修正
  • 映像教材の文字起こし・字幕付け
    授業で使用される映像教材の音声を文字に変換する(文字起こし、映像の字幕つけ)
  • 手話通訳
    話の内容やその場で起こっている音を手話に、また手話を音声に変換して伝える
  • 支援機器の利用

視覚障害

  • テキストデータ化
    墨字の文字情報を電子データに変換し、読み上げソフトで正しく読むことができる情報に校正する
  • ガイドヘルプ
    教室間の移動における歩行介助
  • 教科書・授業レジュメ、試験問題の点訳
  • 対面朗読
  • レジュメ・資料などの拡大コピー
  • 支援機器の利用

肢体不自由

  • 教室変更、専用机の配置などの環境調整
  • 代筆など必要に応じた授業サポート
  • 支援者の配置

発達障害、精神障害、病弱・虚弱 など

  • 履修相談・授業の参加方法の相談
  • 修学環境の調整など、必要に応じた相談

学生サポーターとは

障害学生支援室では、障害のある学生が共に学べる環境づくりのために修学支援を担う在学生のサポーターを募集しています。
サポート内容は、障害の種類や程度、環境によって変化し、業務内容は多岐にわたります。業務によっては、在宅での勤務も可能です。(サポ—トの例:パソコンテイク、ノートテイク、文字起こし、字幕付け、ガイドヘルプなど)

興味のある方は、ぜひ障害学生支援室までご連絡ください。学生サポーターでの活動は有償(アルバイト)です。

学生サポーター登録について

学生サポーターとしての業務を行うために以下のステップがあります。

  1. 障害学生支援室への連絡
  2. オンデマンド説明会の受講
  3. サポート体験会への参加
  4. 登録(契約)手続き
  5. 実務研修への参加(有償)
  6. 障害学生支援室からの業務依頼へ回答

※依頼するサポート業務の内容は、障害のある学生の在籍状況やニーズによって変わります。
※詳細は、障害学生支援室へお問合せください。


報酬
学内の規定に準じます。詳細は、障害学生支援室へお問い合わせください。

学生サポーターの業務について

定期・単発の支援業務

クォーターごとに業務可能時間の申告をしていただき、必要に応じて障害学生支援室から依頼します。

施設・設備

設備項目

設置箇所

みんなのトイレ
(多目的トイレ)

本館1F・3F、体育館1F、友愛館1F、悠々館1F・2F、情報館1F~3F、黎明館B1F~2F、清風館1F、流渓館1F、対峰館1F、自在館B1F、春秋館1F、5号館1F、7号館2F・3F、風光館1F~3F、愛智館1F、明窓館1F~4F

優先駐車場

春秋館下、一星館横、愛智館横

点字プレート等教室表示

情報館、黎明館、清風館

点字ブロック

各館出入口

点字図書室 情報館

階段補助手摺

遠友館下の階段、黎明館(池の前)階段、春秋館への階段、悠々館への階段

エレベーター

本館、友愛館、悠々館、情報館、黎明館、清風館、対峰館、自在館、7号館、風光館、愛智館、明窓館

スロープ

体育館入口、友愛館、悠々館、黎明館内、清風館、流渓館西側出入り口、自在館B1F、春秋館、5号館


バリア調査について

2024年10月に、アクセシビリティの向上を目指し、学内の障壁(バリア)を明らかにするためのバリア調査を行いました。結果について、下記の通り報告いたします。

お問い合わせ先

京都精華大学 障害学生支援室(本館1F)
〒606-8588
京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5268