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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラムの、第17回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第17回目が、8月13日(日)に発行された毎日新聞社「毎日小学生新聞」の一面に掲載されました。
 
連載17回目のタイトルは「世界の「お盆」とは」。
サコは、先祖の霊を家に迎える日本のお盆と比べながら、故郷・マリ共和国にあるドゴン族の行事を紹介。特別な仮面をつけた踊り(仮面儀式)で先祖との関係を深め、亡くなった人々をまつるといいます。続けて、アフリカ大陸にあるマダガスカルの風習「ファマディナハ」にも触れ、祭礼期間中に親族が集まって先祖や家族のルーツを語り合う点が、日本のお盆と考え方が似ていると説明しました。
サコは、過ごし方や時期は異なっても「亡くなった人を敬う行事や、先祖を迎える風習は世界各地にある」とし、いまを生きる私たちが“死生観”を考えさせられ、自分のアイデンティティーと向き合う大事な行事だと語りました。
今回の連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース4年生の安田笑瑚さんが担当。マダガスカルの風習「ファマディナハ」の様子が描かれています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ・サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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