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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラム、第12回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第12回目が、3月12日(日)に発行された「毎日小学生新聞」にて掲載されました。


連載12回目のタイトルは「小学生からある留年」。
サコは、フランス式の教育をもとにしているマリ共和国の教育制度を紹介。小学生でも成績次第で留年することがあり、「同級生がみんな同じ年齢とは限らなかった」と言います。来日した際、マリにはなかった入学式や卒業式が、社会全体が“学校”を大事にしているようで「日本の学校文化が羨ましかった」と、祖国の厳しい教育制度を振り返りました。
また、日本の教育制度には懸念点もあるとし、勉強が遅れがちな子どもに対してのサポートが手厚い一方、多忙ゆえに子どもたちひとりひとりと関わる時間が少ない教員が多いことが、今後の課題だと述べています。
 
今回の本連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース3年生の安田笑瑚さんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ・サコの連載は、4月以降も継続して毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ次回も続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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