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人間環境デザインプログラム教員のウスビ・サコによる「毎日小学生新聞」連載コラム、第7回目が掲載

人間環境デザインプログラム教員で全学研究機構長のウスビ・サコによる、連載コラム記事「サコ先生のなんでやねん」の第7回目が、10月9日(日)に発行された「毎日小学生新聞」にて掲載されました。
 
連載7回目のタイトルは「芸術鑑賞で身につくこと」。
さまざまな技術が進歩していき、ロボットや人工知能を使用する生活が一般的となり、仮想空間(メタバース)も日常化するであろう、近未来の社会を紹介。サコは、その時に「人間としての感覚や思考を失わない」ことが一番大切だとし、物事を創造的に考えるために必要な“芸術的な価値観”を養うには、芸術や美術と接する機会を増やすことが重要だと持論を展開します。
また、複数人で鑑賞して感想を語り合うことが、「他者の考え方やとらえ方、物の見方を受け入れることにつながる」と説明し、ひとつの作品を多角的な視点でとらえることで「多様性に触れて、自己をみつめる」ことができ、芸術鑑賞は社会をも変えることができると述べています。
 
今回の本連載記事の挿絵は、京都精華大学マンガ学部カートゥーンコース3年生のシュ ショウセイさんが担当しています。
「毎日小学生新聞」は、1936年に創刊した、日本で最も歴史のある小学生向けの日刊紙です。これまでマンガ家の手塚治虫氏や松本零士氏など、著名な作家や文化人が数多く執筆してきました。
 
ウスビ・サコの連載は、毎月第2週の日曜日に掲載される予定です。ぜひ次回も続けてお読みください。

ウスビ・サコ  Oussouby SACKO

人間環境デザインプログラム教員、全学研究機構長、アフリカ・アジア現代文化研究センター長、情報館長  
1966年アフリカ・マリ共和国生まれ。 2001年に京都精華大学人文学部教員に着任。2013年から人文学部学部長を務めたのち、2018年4月から2022年3月まで京都精華大学学長を務める。専門は空間人類学。著書に『アフリカ出身 サコ学長、日本を語る』『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』『「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと』など。

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