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芸術学部教員 中野裕介(パラモデル)による個展「中野裕介/パラモデル展:□とか△、できかけのPの話」が開催


芸術学部教員で現代アーティストの中野裕介(パラモデル)による個展「中野裕介/パラモデル展:□とか△、できかけのPの話」が、京都高島屋S.C.百貨店 7階グランドホールで開催されます。

中野は2003年よりアートユニット「Paramodel(パラモデル)」を結成し、プラレールやミニカーなど、身近な玩具や日用品を用いた作品を発表してきました。近年は自身の関心ごとである文学、哲学、漫画、建築、郷土文化、古典芸能などへの造詣を深め、またそれらを着想源とする個人の創作活動を行っています。

本展では、京都にもゆかりのある語り物「おぐり判官」「しゅんとく丸」などをモデルにした新作を発表。キャラクターをポップにアレンジした遊び心あふれるインスタレーションが展開されます。会場では「プラレール」のレールが壁や床に広がり続け、巨大なシートに描かれた図解や絵画、流れる文字の映像、TVゲームなどを連結し、過去と今、リアルと空想が交錯する大規模な作品空間が出現します。ぜひご覧ください。

  • 日程

    2024年8月8日(木)~8月20日(火)

  • 時間

    10:00~18:30(19:00閉場)
    ※最終日は16:30まで(17:00閉場)

  • 会場

    京都髙島屋S.C. 百貨店 7階グランドホール
    〒600-8520 京都市下京区四条通河原町西入真町52

  • 出演・出展者

    中野裕介 /パラモデル(芸術学部共通教員)

  • 予約

    不要

  • 料金

    [前売券]一般 1,000円/大学・高校生 800円 [当日券]一般 1,200円/大学・高校生 1,000円 中学生以下無料

関連イベント

アーティストトーク
中野裕介/パラモデルが展示作品について語ります。
開催日時:8月8日(木)14:00~
開催会場:7階グランドホール会場内
※観覧には当日の入場券が必要です
 
ライヴ「できかけの◇△をきく+かたる」
展示空間で「尸童Yorimashi」(中沢龍心[薩摩琵琶奏者]+満茶乃[語りべ])による琵琶+語り物ライヴが開催されます。
開催日時:8月12日(月・祝)14:00~
開催会場:7階グランドホール会場内
※観覧には当日の入場券が必要です
 
ワークショップ「青くてあおく、長いながい、できかけの道をどんどんひろげよう」
中野裕介/パラモデルによるプラレールのドローイングに、プラレールをつなげ作品を制作します。
開催日時:8月10日(土)14:00~
開催会場:7階グランドホール会場内
定員:10名(小学4年生以下のおこさまは保護者同伴)
料金:無料(予約優先)
※参加には同伴者を含めて当日の入場券が必要です。

詳細は公式Webサイトをご確認ください

中野 裕介(芸術学部 共通教員)

1976年 東大阪生まれ。2002年 京都市立芸術大学大学院 絵画専攻(日本画) 修了。03年 同大学の林泰彦とアートユニット「パラモデル」結成、メタフィジカルな「模型遊び」をテーマに多様な形式の作品を発表。11~17年の図書館勤務を経た現在の個人活動では、描画やテキスト・空間表現を軸に、文学・哲学・マンガ・建築・郷土文化・古典芸能など、古今の書物を横断し題材とする創作を続ける。単著に『かなたをよむ:海と空のあいだのP』(P出版 24年)『まちがeる読み、iかれた挿し絵 中野裕介/パラモデル 2010-2020』(青幻舎 21年)。京都精華大学芸術学部教授。
 
近年の個展に、22年「かなたをよむ:海と空のあいだのP」(不知火美術館・図書館/熊本)、21年「まTiGerる読み、いかReた挿し絵」(高松市美術館/香川)、18年「まちがeる読み、iかれた挿し絵」(MORI YU GALLERY/京都)、常設展示に、23年「わすれたかなたの わすれへん回路の話」(石切回廊/大阪)。ユニット名義の個展に、13年「パラの模型/ぼくらの空中楼閣」(銀座メゾンエルメス フォーラム)、グループ展に、14年「MOTアニュアル2014 フラグメント—未完のはじまり」(東京都現代美術館)、11年「世界制作の方法」(国立国際美術館/大阪)など多数。

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京都精華大学 広報グループ

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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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