皆さん、こんにちは!人文学部2回生のシバハラです!
9月に入り、残暑はまだまだありますが、ジメっとした暑さは感じられなくなってきました。秋の気配が近づいてきている予感がします!
さて、大学生の醍醐味といえば、サークルや他大学との活動、自主性に満ちた学びなど様々。そんななかでも、これぞ”ザ・大学生”と感じられるものが「留学」ではないでしょうか。これを読んでいるそこのあなたも、タイトルに思わず引っかかった「留学興味ありMAS」な人なのでしょう。
今回は、そんなワールドワイドなみなさんのために、精華大の交換留学プログラムを利用し、フィンランドでデザインを学ばれたグラフィックデザインコース4回生の白川万里安さんに、フィンランドでの生活を伺いました!
− フィンランドに留学しようと思ったのはどうしてですか?
白川さん :
自然をデザインに活かす。デザインを生活に活かす。その循環が素晴らしいと思いました。実際に自分の肌で直接感じ、この目で見たかったのです。直感ですが、自分の肌にフィンランドが合うと思ったからです。
− フィンランドでの生活はいかがでしたか?留学中は、苦労も多かったのではと思うんですが。
白川さん :
とにかく初めは、寒かったです。外はマイナス30度。フィンランドでのデザインなどを学ぶ前に、体が環境に慣れるのに必死でした。しまいには、40度の熱も出しました。最初は、英語も耳で聞き取れず、みんなが言っていることを理解するのに必死でした。3日で帰りたいと思ったぐらいに、たくさん泣いたりもしました。熱が治り、みんなの言っていることも理解できるようになった二週間目くらいに、突然楽しくなってきて、初めは自分の居場所がないと思っていた寮も、フロアメイト達と仲良くなり、学校も、私生活も、毎日が刺激だらけでした。もちろん不安もたくさんあり、気持ちのアップダウンもありましたが、毎日がドキドキ、ワクワク、アドレナリンが出っぱなしでした。
好きなことが多かったのでフロアメイトと料理をしたり楽器と歌を楽しんだりと、楽しい毎日でしたね。
− 半年間フィンランドで生活して、気づいたこと・感じたことを教えてください。
白川さん:
今まで生きてきた世界、考えていた世界がいかに狭かったかを学びました。もちろんデザインについてもいろいろな発見、経験がありましたが、わたしはそれ以上に自分の視野や価値観、人生観についての変化が大きかったです。
人には人それぞれの幸福感があって、当たり前なんて、ないんだってことを学びました。
− 最後に、この記事を読んでいる皆さんにメッセージをお願いします。
白川さん:
わたしは何度も留学に行くことを躊躇していましたし、実際に行ってたくさん泣いたり悩んだりもしました。でも、今から思えば行こうか迷っていた自分がバカらしく思うほどに行ってよかったと、心から思います。わたしは言葉で表現するのが上手くないので何も参考にはならないかもしれませんが、もし留学に興味があって行ける環境にあるならば、色々行けない理由や不安な事を考える前に、留学から帰ってきた自分を想像してみてください。何一つ変わらないなんてこと、ないと思います。色々なアイデンティティが作られるこの歳で行けたことはお金には変えられない価値があると思いました。行かせていただけたことに心から、感謝です。
「交換留学」という制度を利用して、フィンランドの奥深さを感じたという白川さん。異国の地を踏むことで、新しい自分と出会い、創作の原点になったと言います。
最後に「決して、目標を諦めないこと」この言葉が白川さんとのインタビューを通じ、大いに伝わりました。
みなさんもぜひ、精華大で留学を考えてみてくださいね!
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