はじめに ~入学前スクーリングについて~
京都精華大学では初年次教育、専攻での専門的な学び、そして社会で生きてゆく土台となる力になる「3つの基礎力」教養力、表現力、協働力の大切さに気づいてもらうために入学前教育を行なっています。
今年度1回目の入学前スクーリングでは『変身仮面を創ろう!!』と題して、紙袋を用いて頭からかぶる仮面の作成に取り組みました。その様子を写真と共にリポートします。
まずサコ学長がみなさんを歓迎し、3つの基礎力の大切さや大学で学んでいくことについて語りかけました。
続いて吉野高大接続センター長の話の後、同センターの兵頭より変身仮面を作るためのレクチャーが行われました。今回取り組むのは、頭にかぶるための紙袋の加工です。4人ずつのグループに分かれて、各自がハロウィンやカーニバルのように日常から非日常の世界にワープする変身仮面の制作を行います。材料は白い紙袋と、折り紙やマスキングテープ、また各自持参した材料など。2時間かけて紙袋を自由に加工し、自分が変身したい仮面を創っていきました。
仮面が出来上がるとそのキャラクターになりきってのキャラクター紹介を行った後、仮面を取って自己紹介を行いました。この日初めて共同作業を行った入学予定者のみなさんが、自己紹介やお互いのことを知っていくことを通してこれからの大学生活にむけた基礎力を養いました。
このワークショップの後、課題として出されている「ディスカバリーダイアリー」についてその進め方や内容についての講義が行われました。これは高校生活のなかで日々、観たり、感じたり、考えたこと、発見したこと、探究したことをクロッキー帳に描いて視覚化するものです。レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿をもとに、ものごとを観察しそこから発見したり考えたりすることについて、みんなで考察しました。ディスカバリーダイアリーは、今後大学で様々な研究や探究をするみなさんにとって核となっていくものです。ぜひ大学入学までこのディスカバリーダイアリーを深めていってください。
最後に参加者全員で集合写真を撮影し、終了しました。
また入学予定者のみなさんには、今後の「学びのおすすめリスト」もご案内しています。こちらからご覧いただけますので、大学入学までの学びにぜひお役立てください。学びのおすすめリスト[PDF]
京都精華大学 高大接続センター