カートゥーンコースの卒業生 junaidaさんによる絵本『の』を題材にした切手「絵本の世界シリーズ第8集」が発行

マンガ学部カートゥーンコースの卒業生 junaidaさんによる絵本『の』のイラストをデザインした切手「絵本の世界シリーズ第8集」が、日本郵便株式会社より2024年11月27日（水）に発行されました。

 

junaidaさんは、2001年に本学を卒業。その後は画家として活動をはじめ、『HOME』（2016年/サンリード）での「ボローニャ国際絵本原画展」（2015）入選や、『Michi』『怪物園』（2018年、2020年/福音館書店）では「造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞（児童書・絵本部門）」（第53回、第54回）を受賞するなど、国内外で高い評価を受けています。近著に『ここはおうち』（文：谷川俊太郎/2023年/Bluesheep)、『ひみつストレンジャー』（詞:草野マサムネ/2023年/角川春樹事務所)、『世界』（福音館書店/2024年）、『ともしび』（サンリード/2024年）など、活躍の場を広げながら精力的に活動しています。

 

「絵本の世界シリーズ」は、魅力ある絵本の世界を題材とした特殊切手シリーズで、これまで「はらぺこあおむし」（作：エリック・カール）や「ぐりとぐら」（作：中川李枝子/絵：山脇百合子）、「スイミー」（作：レオ・レオニ）など、世界中で長く愛されてきた絵本たちが取り上げられてきました。

第8集のデザインに選ばれたjunaidaさんによる『の』は、福音館より2019年に出版された絵本で、いつも言葉と言葉のすきまにこっそりいる「の」の魔法の力で、時間も空間も超えた旅へと導く不思議な物語です。たくさんの言葉たちを繋いできた「の」が、今度は切手となって手紙やハガキで人々を繋ぎます。

今回発行された切手は10枚1シートとなっており、「の」の世界観が伝わる各場面が、一つひとつ小さな切手のなかに収められています。お近くの郵便局またはWebサイトにて詳細を確認のうえ、ぜひお手に取ってご覧ください。