［在学生対象］国際文化学部主催 映画「MINAMATA—ミナマタ—」上映会とアイリーン・美奈子・スミス氏による講演会を開催

国際文化学部が主催する映画「MINAMATA—ミナマタ—」の上映会が在学生を対象に開催されます。
「MINAMATA—ミナマタ—」は、水俣病の存在を世界に知らしめた写真家ウィリアム・ユージン・スミス氏と、その妻アイリーン・美緒子・スミス氏の写真集「MINAMATA」を題材に描いた伝記ドラマです。『パイレーツ・オブ・カリビアン』などで世界的に有名なジョニー・デップが製作・主演を務め、2020年に発表されました。

水俣病は、1950年代に熊本県水俣市で発生した公害病で、メチル水銀により中枢神経を中心とする神経系が障害を受ける中毒性疾患です。アメリカの写真家、ウィリアム・ユージン・スミス氏は、1971年に来日し、妻アイリーン・美緒子・スミス氏とともに水俣に移住。以後3年以上におよんで当時の水俣の様子を撮影し続けました。
映画「MINAMATA—ミナマタ—」は、ふたりの活動の軌跡を追うとともに、水俣病で苦しんだ人々や抗議運動など、当時の社会背景を掘り下げていくものです。

上映後は、アイリーン・美緒子・スミス氏によるトークイベントを開催します。
本イベントは学部・研究科を問わず、本学在学生および教職員であればどなたでもお越しいただけます。ぜひご参加ください。

なお、写真集「MINAMATA」の翻訳は、京都精華大学の元学長の中尾ハジメが務めています。京都精華大学情報館に所蔵されていますので、ぜひあわせてご覧ください。