研究活動

アフリカ・アジア現代文化研究センターが主催する、「ジョゼフ・キ=ゼルボ 生誕100周年イベント」が開催

京都精華大学アフリカ・アジア現代文化研究センターが主催する、「ジョゼフ・キ=ゼルボ 生誕100周年イベント」が開催されます。
 
このイベントでは、アフリカの多様な文化や歴史を世界に向けて表現する方法を模索しつづけた歴史家ジョゼフ・キ=ゼルボ氏の生誕100周年を記念して、ドキュメンタリー映画の上映と、氏の功績を振り返る座談会を実施します。
座談会では、ジョゼフ・キ=ゼルボ国際研究センター副代表のラザール・キ=ゼルボ氏と、元在ブルキナファソ日本大使で丸紅ギャラリー館長の杉浦 勉氏をお迎えし、「多様性とアイデンティティー」をテーマにお話しいただきます。国際文化学部グローバルスタディーズ学科教員の中尾沙季子がモデレーターを務めます。ぜひご参加ください。
 
このイベントにご参加いただくには、事前のお申し込みが必要です。また、会場参加とオンライン参加がお選びいただけます。詳細は公式サイトよりご確認ください。

ジョゼフ・キ=ゼルボ 生誕100周年イベント

日程:2022年7月30日(土)
時間:18:00~21:00 
参加方法:①会場参加
      京都精華大学 友愛館Agora
      〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
     ②オンライン参加
      Zoom ※URLは公式サイトよりご確認ください。
申込:事前のお申し込みが必要です。詳細はこちらからご確認ください。
   ※申込時に、①か②のどちらかをお選びください。
挨拶:ウスビ・サコ(本学人間環境デザインプログラム 教員 / アフリカ・アジア現代文化研究センター長 / 全学研究機構長)
モデレーター: 中尾沙季子(本学国際文化学部グローバルスタディーズ学科 教員)
登壇者:ラザール・キ=ゼルボ(ジョゼフ・キ=ゼルボ国際研究センター副代表)
    杉浦 勉(元在ブルキナファソ日本大使、丸紅ギャラリー館長)
言語:日本語、フランス語(同時通訳) 
主催:京都精華大学 アフリカ・アジア現代文化研究センター
後援・協力:ジェトロ京都、在ブルキナファソ日本国大使館

ジョセフ・キ=ゼルボについて

ジョゼフ・キ=ゼルボ(1922-2006)は、ブルキナファソの歴史家、政治家。1956年にアフリカ出身者としてフランスではじめて歴史学の教授資格(アグレガシオン)を取得した。また留学中にセネガルの作家シェーク・ハミドゥ・カーンやベナンの政治家アルベール・テヴォエジレらと共に民族解放運動を結成し、独立後のオートヴォルタ(現ブルキナファソ)では野党として弾圧を受けながらも政治活動を続けた。アフリカのひとびと自らがアフリカ史を語ることの重要性を説き、ユネスコが1960年代に開始したアフリカ史編纂のプロジェクトの第一巻『方法論とアフリカの先史時代』の編者となった。アフリカの内在的発展の必要性を主張し、根本的な教育改革をめざした。

登壇者

ラザール・キ=ゼルボ

仏領ギアナ、サン=ローラン・ドュ・マロニ市ベルテーヌ=ジュミネール高校の哲学教師。1998年、記者ノベール・ゾンゴの暗殺事件を受けて市民団体「知識人の運動/自由のためのマニフェスト」を発足。1994年~2004年まで、父ジョゼフ・キ=ゼルボが1980年に設立したアフリカ開発研究センターで活動。現在はアフリカとディアスポラのためのジョゼフ・キ=ゼルボ国際研究センターの副所長として、ジョゼフ・キ=ゼルボの著作や研究を広める活動に従事している。

杉浦 勉

1971年東京大学教養学部卒業後丸紅に入社。2009年~2013年まで、初代駐ブルキナファソ特命全権大使。パリ日本文化会館館長(2016~2020年)を経て、現在丸紅ギャラリー館長。

後援・協力

ジェトロ京都、在ブルキナファソ日本国大使館

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp

※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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