マンガ学部カートゥーンコース卒業生のjunaidaさんが、絵本『EDNE』を出版。大型パネル展が現在開催中です。

マンガ学部カートゥーンコース卒業生 junaidaさんによる絵本『EDNE』が出版されました。

 

junaidaさんは、2001年に本学を卒業。その後は画家として活動をはじめ、『HOME』（2016年/サンリード）での「ボローニャ国際絵本原画展」（2015）入選や、『Michi』『怪物園』（2018年、2020年/福音館書店）では「造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞（児童書・絵本部門）」（第53回、第54回）を受賞するなど、精力的に制作活動を続けています。近年は深い世界観を感じさせる絵本を多数手がけており、年代を問わず夢中にさせる作品は、絵本作家として大きな注目を集めています。

 

本書は、ドイツの児童文学作家 ミヒャエル・エンデ氏の名作『鏡のなかの鏡—迷宮—』（岩波書店）へ捧げる30篇のオマージュ作品です。シンメトリーに見えて同じでない絵、始まりと終わりがつながる不思議な世界、見るものを魅了する美しさと思索に満ちた絵本となっています。ぜひお手にとってご覧ください。

 

書籍名：『EDNE』

著者：junaida

出版日：2022年6月3日

出版社：白泉社