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芸術学部1年生による展覧会「タイカン後期学修成果発表2021」開催レポート

芸術学部1年生による展覧会「タイカン後期学修成果発表2021」が開催されています。

本展は、各学部・各研究科の専門領域における学修成果を、作品展示、研究・論文発表、合評等の機会を通じて確認・発表する「学修成果の確認・発表週間」の一環として行われるものです。

体幹教育

「体幹教育」とは、入学して1年間は専門性に閉じるのではなく、さまざまな領域を横断的に学ぶことで、ものの見方を多角的にとらえる機会を増やし、自分では気づかない適性や可能性の発見を目的とした科目です。
表現者にとっての「土台」となる観察力や思考力、想像力などを鍛えるプログラムで、「つくる」ことだけに傾倒してしまいがちな芸術教育において、表現の根底にある考え方や心の持ちようを学びます。
それは、社会という集団のなかで芸術の力を役立てる際に、専門分野という枠を超えた「共通言語」として必要になる力です。
毎回さまざまな発想で出される課題ですが、今回学生が取り組んだテーマは「うつす」です。
カメラオブスクラで”写した”写真を、コラージュに”移し”、それぞれの作品を動画として”撮す”ことで、版画、絵画、映像などの領域を横断しながらの制作となりました。
そして最終課題として、展示のプランニングからインストール作業、会場で配布するハンドアウトの作成や広報活動までを担当教員の指導の下、全て学生自身が主導して行いました。
また初日には、芸術学部客員教員 おかけんたによる講評会を実施。
膨大な数の作品を鑑賞し、自身もアートコレクターであるおかけんたからの意見は鋭く、流れるような話術に学生たちは聞き入っていました。
本展は1月22日(金)まで開催されています。

なお現在、緊急事態宣言発出への対応の一貫で、本学では学外者の入講を原則禁止しています。
学外の方は体幹教育公式Instagram(instagram.com/seikagktaikan/)にアクセスし、学生自身による展示紹介投稿をお楽しみください。

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 広報グループ

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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。

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