京都精華大学では、2020年10月から11月にかけて、京都市立安朱小学校と、京都市立旭丘中学校と連携し、交流授業を実践しました。
この授業は、芸術学部、デザイン学部の教員と在学生が学校に赴き、児童生徒と交流しながら芸術教育を実践したものです。安朱小学校とは昨年度に引き続き二年目の実施となり、旭丘中学校とは2020年4月に相談を受けたことがきっかけで今年度連携授業が実現しました。
この授業は、芸術学部、デザイン学部の教員と在学生が学校に赴き、児童生徒と交流しながら芸術教育を実践したものです。安朱小学校とは昨年度に引き続き二年目の実施となり、旭丘中学校とは2020年4月に相談を受けたことがきっかけで今年度連携授業が実現しました。
本事業は、京都芸術教育コンソーシアム(Art-e Kyoto)がおこなう令和2年度共同研究「京都芸術教育研究事業」として採択されています。
京都市立安朱小学校との連携授業
■ 実施期間:2020年10月〜11月(計3回)
■ 学年:小学5年生
■ 本学担当学部:デザイン学部ビジュアルデザイン学科
■ 授業テーマ:「⾃分たちが住む街の中から17⾊の魅⼒を探す」〜SDGsの17⾊を集めて視覚的にSDGsを知るキッカケをつくる〜
⾃分たちが住んでいる街をカメラで撮影。撮影を通じて、普段とは違った視点で街の魅⼒を再発⾒します。さらに、集まった写真を色合いごとに整理し、「SDGs」各項目の17⾊に当てはめることで、視覚的にSDGsを認識。サスティナブルな街づくりに意識を向けるきっかけとなりました。
京都市立旭丘中学校との連携授業
■ 実施期間:2020年10月〜11月(計2回)
■ 学年:中学3年生
■ 本学担当学部:芸術学部、大学院芸術研究科
■ 授業テーマ:「自画像」の制作〜これまでの素材体験を振り返り、自画像をどのように表現するかを考える〜
精華大学の学生作品を鑑賞し、自画像とは絵画だけでなく方法や手段が多岐にわたることを理解したうえで、旭丘中学校がこれまで行ってきた多様な素材体験の中から自分の表現に合う素材を選び自画像制作を実施しました。制作や作品鑑賞を通じて、自分の存在を肯定的に見つめる機会の創出をめざします。
京都精華大学 社会連携の取り組み
京都精華大学社会連携センターでは、本学が培ってきた文化・芸術教育研究活動と社会を結び、学生が実際の社会から与えられる課題に取組み評価を得る実践的な教育活動を通して、教育研究活動の向上と創造的資源の活用をめざしています。
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