公開講座

2020年度後期公開講座ガーデン
【オンライン】身体表現講座
野口三千三創始「野口体操」から土方巽創始の「〈暗黒〉舞踏」表現へ

「BUTOH」として世界的にも知られる、20世紀を代表する身体表現「暗黒舞踏」の世界を体験的に学んでみませんか。
講師である三上賀代は、暗黒舞踏の創始者である前衛舞踏家・土方巽(ひじかた・たつみ)の弟子であり、30年間、初心者や中高年に向き合った稽古を継続すると共に、国内外で精力的に舞踏公演を行って来ました。
本講座では舞踏の発展史や、その表現の核について講義を行います。
また、土方の残した振付言語「舞踏譜」を紐解きます。
第2回目からは、暗黒舞踏の「歩行」も実践していきます。
舞踏で身体を動かす前には、「脱力」の感覚を磨くことで身体の力を引き出すことを提唱した、野口三千三の「野口体操」による「ほぐし」も経験します。
身体で舞踏とは何かを知ると共に、それは日常の「立つ」や「歩く」を見直す機会ともなるかもしれません。
最終回には「舞踏の歩行」による表現を、ぜひ小作品として発表してみましょう。


【オンライン受講について】
※講座は全科目、全ての時間について教室での対面では行いません。自宅等でインターネットを利用して聴講や資料の閲覧を行うことをご了承の上お申し込みください。
※資料を明確に表示するために、タブレットやパソコンなど大きな画面での受信・視聴を推奨します。
※聴講には、視聴に必要なソフトのインストールや、安定した速度でのインターネット接続が必要となります。
 
 
 
【受講者の持ち物】
筆記用具、身体を動かしやすい服装

【定員】
20人程度

  • 日程

    全5回/木曜日

    第1回 10月29日 土方巽創始「暗黒舞踏」と野口三千三創始「野口体操」について

    第2回 11月 5日 野口体操の実践①
    自分でするマッサージ、土方暗黒舞踏の歩行

    第3回 11月12日 野口体操の実践②
    人にしてもらうマッサージ、土方暗黒舞踏歩行、押し出されて出てくる動き

    第4回 11月19日 野口体操の実践③
    立つ、歩く。土方暗黒舞踏、なる身体—花、動物、人(赤ん坊・子供・老人他)

    第5回 11月26日 タイトル、曲を決め、各自5分程度の発表
    (無題、無音、発表しないも可)

  • 時間

    19:00~20:30

  • 会場

    オンライン聴講
  • 出演・出展者

    三上賀代(舞踏家、本学人文学部教授)

  • 予約

  • 料金

    【受講料】7,000円

三上賀代(舞踏家、本学人文学部教授)

1953年生まれ。舞踏家。お茶の水女子大学国文科卒、同大大学院博士課程修了(学術博士、舞踊学)。
学生演劇活動、新聞社勤務後、暗黒舞踏創始者・土方巽、野口体操創始者・野口三千三に師事。
とりふね舞踏舎を主宰し、国内外で数多くの舞踏公演を行う傍ら、大学で教鞭を取ってきた。
著書『増補改訂器としての身體—土方巽・暗黒舞踏技法へのアプローチ』(春風社)ほか。

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 社会連携教育センター

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5263
Fax:075-722-5440
E-mail:garden@kyoto-seika.ac.jp
受付窓口:社会連携教育センター(京都精華大学 本館2F 研究推進グループ)

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