(野鳥 /左:コガラ、右:シジュウカラ)
アリストテレスの時代から「言語をもつのは人間だけだ」と信じられてきました。それに対して、私は、シジュウカラやその仲間の小鳥たち(カラ類)が、実はさまざまな鳴き声を使い分け、会話していることを発見しました。人間の言語と動物の鳴き声は断絶されたものではなく、鳥にだって言葉があるし、文法まで操れるのです。鳥語の発見から証明までの15年の軌跡についてお話ししたいと思います。
※本講演会は終了しました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
※本講演会は終了しました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
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日程
2022年12月22日(木)
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時間
16:20~17:50
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会場
京都精華大学/オンライン配信 -
出演・出展者
鈴木俊貴
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予約
要
鈴木俊貴(動物行動学者/京都大学白眉センター 特定助教)
1983年、東京都生まれ。鳥たちの多彩な鳴き声に魅了され、研究者を志す。2012年、立教大学大学院にて博士後期課程修了(理学博士)。日本学術振興会特別研究員SPD、京都大学生態学研究センター研究員、東京大学教養学部助教などを経て、現在は京都大学白眉センター特定助教。シジュウカラ科に属する鳥類が主な研究対象で、鳴き声の意味や文法構造の解明に取り組んでいる。日本生態学会宮地賞(2017年度)、文部科学大臣表彰若手科学者賞(2021年度)、日本動物行動学会賞(2013年度、2021年度)など、受賞多数。
2022年【後期】ゲスト一覧
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