佐藤秀峰/吉田貴司(有限会社 佐藤漫画製作所代表、マンガ家)
マンガ家に紙やインクは、まだ必要か? マンガ家に編集者は必要か? マンガ家は現代の奴隷なのか? 職業としてのマンガ家は成立するか? マンガ家の生き方に最適解はあるとしたら、それはどういうものなのか? 原稿料のこと、アシスタントの給料のこと、編集者との打ち合わせや取材のこと、契約書や印税のあれこれの慣習のこと…etc.
『海猿』、『ブラックジャックによろしく』シリーズ、『特攻の島』を経て、いまや自立するマンガ家としてネット上でのマンガ制作を展開する佐藤秀峰氏と、かつて佐藤氏の元で働き、ネットで大きな話題を呼びドラマ化もされた『やれたかも委員会』を描くも、出版社での連載を断って活動している吉田貴司氏。真実しか言わない二人のマンガ家が、業界ビギナーにこそ伝えたい、新しくて楽しい「マンガの描き方」。
『海猿』、『ブラックジャックによろしく』シリーズ、『特攻の島』を経て、いまや自立するマンガ家としてネット上でのマンガ制作を展開する佐藤秀峰氏と、かつて佐藤氏の元で働き、ネットで大きな話題を呼びドラマ化もされた『やれたかも委員会』を描くも、出版社での連載を断って活動している吉田貴司氏。真実しか言わない二人のマンガ家が、業界ビギナーにこそ伝えたい、新しくて楽しい「マンガの描き方」。
日時: 5月16日(木)16:20~17:50
講師:佐藤秀峰/吉田貴司
さとう・しゅうほう●1973年北海道帯広市生まれ。代表作「海猿」、「ブラックジャックによろしく」シリーズ、「特攻の島」。2009年 漫画家による初の電子書籍販売サイト「漫画 on Web」を立ち上げる。著作「ブラックジャックによろしく」の二次利用フリー化など、ネット時代における作品の二次利用、著作権の問題に積極的に取り組む。2015年Web雑誌「マンガ on ウェブ」創刊。つちかったネットワークを通じて作家のための電子書籍取次サービス「電書バト」を展開中。佐藤秀峰で検索すると、検索候補に「佐藤秀峰 クズ」と出る。
よしだ・たかし●2006年「弾けないギターを弾くんだぜ」でデビュー。これまで「フィンランド・サガ(性)」(講談社)「シェアバディ」(作画:高良百/小学館)などを発表。2016年「やれたかも委員会」(双葉社)がネットで話題に。現在3巻まで発売中。
よしだ・たかし●2006年「弾けないギターを弾くんだぜ」でデビュー。これまで「フィンランド・サガ(性)」(講談社)「シェアバディ」(作画:高良百/小学館)などを発表。2016年「やれたかも委員会」(双葉社)がネットで話題に。現在3巻まで発売中。
岡﨑乾二郎(造形作家/批評家)
日時: 5月23日(木)16:20~17:50
講師:岡﨑乾二郎
おかざき・けんじろう●1955年東京生まれ。1982年パリ・ビエンナーレ招聘以来、数多くの国際展に出品。総合地域づくりプロジェクト「灰塚アースワーク・プロジェクト」企画制作、「なかつくに公園」(広島県庄原市)等のランドスケープデザイン、「ヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展」(日本館ディレクター)、現代舞踊家トリシャ・ブラウンとのコラボレーションなど、つねに先鋭的な芸術活動を展開。東京都現代美術館(2009~2010年)における特集展示では、1980年代の立体作品から最新の絵画まで俯瞰。2014年のBankART1929「かたちの発語展」では、彫刻やタイルを中心に最新作を発表。長年教育活動にも取り組んでおり、芸術の学校である四谷アート・ステュディウム(2002~2014年)を創設、ディレクターを務めた。2017年には豊田市美術館にて開催された『抽象の力—現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜』展の企画監督を行った。主著に『抽象の力(近代芸術の解析)』(亜紀書房 2018年)、『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー 2014年)、『芸術の設計—見る/作ることのアプリケーション』(フィルムアート社 2007年)、『ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ』(絵本、谷川俊太郎との共著、クレヨンハウス 2004年)。
https://kenjirookazaki.com/
https://kenjirookazaki.com/
大山エンリコイサム(アーティスト)
エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを翻案した、大山エンリコイサム独自のモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」。本講演では同モティーフを起点に据えつつ、その背景にあるニューヨークのストリートアートの歴史や大山自身の個人史、美術家としての制作論やメディア論、さらに現代社会における広義の芸術論や日本文化論まで、実作者の視点から幅広く考えを展開します。
Ubiquitous: Enrico Isamu Oyama (Marianna Kistler Beach Museum of Art, Manhattan, Kansas, 2017) from Enrico Isamu Oyama on Vimeo.
日時: 6月6日(木)16:20 ~ 17:50
講師:大山エンリコイサム
Enrico Isamu Ōyama●アーティスト。エアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」をベースに壁画やペインティングを発表し、現代美術の領域で注目を集める。1983年、イタリア人の父と日本人の母のもと東京に生まれ、同地で育つ。2012年よりニューヨークを拠点に世界各地で個展を行なうほか、著書『アゲインスト・リテラシー─グラフィティ文化論』の刊行、雑誌『美術手帖』エアロゾル・ライティング特集の企画・監修、コム デ ギャルソンやシュウ ウエムラとコラボレーションするなど、多角的に活動する。2017年に個展「ユビキタス─大山エンリコイサム」がマリアンナ・キストラー・ビーチ美術館(米カンザス)で開催。2019年は、ポーラ美術館(箱根)、中村キース・ヘリング美術館(小淵沢)、Tower 49 Gallery(ニューヨーク)で個展を開催する。
http://www.enricoisamuoyama.net
http://www.enricoisamuoyama.net
haru.(HIGH(er)magazine編集長)
芸術大学に通いながらインディペンデントマガジン“HIGH(er)”(ハイアー)を出版し、各界から注目を集めてきたharu.。
わたしは何を表現したかったのか、なぜZINEなのか。
彼女がマガジンづくりの世界で思ったことを語ります。
ハイアーの最新号で会った、何かを変えようとしている人、新しいことに挑戦している人たちについても紹介します。
わたしは何を表現したかったのか、なぜZINEなのか。
彼女がマガジンづくりの世界で思ったことを語ります。
ハイアーの最新号で会った、何かを変えようとしている人、新しいことに挑戦している人たちについても紹介します。
日時: 7月4日(木)16:20 ~ 17:50
講師:haru.
講師:haru.
はる●1995年生まれ。同世代のアーティストやクリエイターを中心に制作されるインディペンデントマガジン『HIGH(er)magazine』の編集長(なんでも屋)を務める。
『HIGH(er)magazine』は「私たち若者の日常の延長線上にある個人レベルの問題」に焦点を当て、「同世代の人と一緒に考える場を作ること」をコンセプトに毎回のテーマを設定している。ファッション、アート、写真、映画、音楽などの様々な角度から切り込む。FENDIやTHE NORTH FACEなどのブランドともタイアップ企画を行う。2019年2月には渋谷TSUTAYAにてHIGH(er)magazine issue no.5をローンチした。
HIGH(er):http://hahaharu777.thebase.in
Twitter:https://twitter.com/hahaharu777
Instagram:https://www.instagram.com/hahaharu777
はる●1995年生まれ。同世代のアーティストやクリエイターを中心に制作されるインディペンデントマガジン『HIGH(er)magazine』の編集長(なんでも屋)を務める。
『HIGH(er)magazine』は「私たち若者の日常の延長線上にある個人レベルの問題」に焦点を当て、「同世代の人と一緒に考える場を作ること」をコンセプトに毎回のテーマを設定している。ファッション、アート、写真、映画、音楽などの様々な角度から切り込む。FENDIやTHE NORTH FACEなどのブランドともタイアップ企画を行う。2019年2月には渋谷TSUTAYAにてHIGH(er)magazine issue no.5をローンチした。
HIGH(er):http://hahaharu777.thebase.in
Twitter:https://twitter.com/hahaharu777
Instagram:https://www.instagram.com/hahaharu777