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デジタルクリエイションコース非常勤講師の黒岩正和による写真展「島魂 —TOUKON— 島人達に受け継がれる祭り」が、東京・大阪2会場で開催


デザイン学部デジタルクリエイションコース非常勤講師で写真家の黒岩正和による写真展「島魂 —TOUKON— 島人達に受け継がれる祭り」が、東京 六本木の東京ミッドタウンと大阪 本町の2会場にて開催されます。

この企画は、富士フイルム株式会社主催のもと、若手写真家を対象に写真文化の発展に繋げることを目的として2013年から実施されている「富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト『写真家たちの新しい物』」のプロジェクトとして開催されるものです。
 
本展覧会では、写真家 黒岩正和が20年以上にわたって硫黄島を除く日本の有人島すべてを訪れ、撮影を重ねた作品群より、選りすぐりの約50点が展示されます。それぞれの島で暮らす人々や風景、島独自の文化を反映した祭事をとらえた魂のスナップが一堂に並びます。ぜひご覧ください。

 

展覧会ステートメント

島魂 —TOUKON—
 
現在、日本では多くの島が過疎に悩まされ、島は元気がない…。
そんな印象が一瞬で吹き飛ぶ日、それが祭りの一日だ。
一升瓶を呷(あお)った男達が、一心不乱に揉み合い、気勢を上げる。
女達は、そんな男達を温かく見守り、裏方として支える。
そして皆、満たされた表情を見せる。
そんな凝縮された時間が、祭りの時間だ。
約20年前、偶然出会った島の祭りに魅了され、日本の有人島(硫黄島を除く)をすべて訪れ、400以上の島の祭りを撮影してきたが、どの祭事にも島人達が受け継いできた大切な想いが詰まっていた。
どつき合いの中心で、二、三人を引き摺り回す島の駐在さんがいた。
早朝、神輿が通る道に塩を撒きながら歩く少女達の姿があった。
年に一度、島に現れる神様に心奪われた。
島に入るのに、渡船場にて升酒を空けてからでないと入れない土地もあった。
私を魅了した、そんな島の祭りならではの光景を生み出すもの、それは島人達に脈々と受け継がれてきた大切な魂だと思う。
祭りは島の魂だ。

  • 日程

    【東京展】
    2025年1月17日(金)~2月6日(木)
    【大阪展】
    2025年2月21日(金)~2月27日(木)

  • 時間

    【東京展】
    10:00~19:00(最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)
    【大阪展】
    11:00~19:00(最終日は14:00まで、入館は終了10分前まで)

  • 会場

    【東京展】
    FUJIFILM SQUARE内、富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
    〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番地3号 東京ミッドタウン ミッドタウン・ウエスト1F
    〒541-0053 大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア (旧 大阪丸紅ビル) 1F
  • 出演・出展者

    黒岩正和(デザイン学部デジタルクリエイションコース非常勤講師)

  • 予約

    不要

  • 料金

    無料

関連イベント

クロストーク
黒岩本人と本展企画者が、撮影裏話・展示制作プロセス・作品に込めた思いなどをお話しします。
【東京展】
開催日時:2025年1月18日(土)13:00~(約40分間)
ゲスト:村上仁一(PCT/雑誌『写真』編集長)
開催日時:2025年2月1日(土)13:00~(約40分間)
ゲスト:圓谷真唯(PCT/雑誌『写真』編集部)
会場:富士フイルムフォトサロン 東京 写真展会場内
※参加無料・予約不要
 
【大阪展】
開催日時:2025年2月21日(金)13:00~(約40分間)
ゲスト:圓谷真唯(PCT/雑誌『写真』編集部)
会場:富士フイルムフォトサロン 大阪
※参加無料・予約不要
 
ギャラリーツアー
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【大阪展のみ】
開催日時:2025年2月22日(土)13:00~(約30分間)
会場:富士フイルムフォトサロン 大阪
※参加無料・予約不要
 

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