芸術学部立体造形コース卒業生 札本彩子さんによる公開制作「アーティスト・イン・ミュージアム AiM Vol.16 札本彩子」が、岐阜県美術館で開催されます。
札本さんは、独自に編み出した技法で食品サンプルを思わせる彫刻作品を制作するアーティストです。食品工場やフードデリバリーで働くなかで、食卓に上らないまま廃棄される食品の状況を目の当たりにした経験などから、現代の食文化に対する考察を作品として表現しています。
「アーティスト・イン・ミュージアム」は、アーティストの制作活動を公開し、アートが生まれる瞬間に出会う機会の創出を目的に、岐阜県美術館が企画。多様なジャンルのアーティストを招聘し、今回16回目の開催となります。完成した作品を美術館で鑑賞するだけではわからないアートが生まれる瞬間を体験できるこの機会にぜひご覧ください。
札本さんは、独自に編み出した技法で食品サンプルを思わせる彫刻作品を制作するアーティストです。食品工場やフードデリバリーで働くなかで、食卓に上らないまま廃棄される食品の状況を目の当たりにした経験などから、現代の食文化に対する考察を作品として表現しています。
「アーティスト・イン・ミュージアム」は、アーティストの制作活動を公開し、アートが生まれる瞬間に出会う機会の創出を目的に、岐阜県美術館が企画。多様なジャンルのアーティストを招聘し、今回16回目の開催となります。完成した作品を美術館で鑑賞するだけではわからないアートが生まれる瞬間を体験できるこの機会にぜひご覧ください。
作家ステイトメント
食べることのできないもどかしさや腐敗しない安心感、そんな食品サンプルの異質性に惹かれています。
私が制作する食品造形は、従来の食品サンプルの手法とは異なり、樹脂粘土を用いたモデリング技法で、現実の調理工程に近いかたちで作りあげることが多いです。
この度、食品サンプルの街として有名な郡上のある岐阜県での滞在制作にあたり、着目したのは当地の名物ハムです。
一つひとつ手作業で作られるハムたちをヒントに、期間限定のオリジナルハムブランドを制作し、アトリエに擬似工場をつくります。
美術館でまるでハムを生産し、加工しているような情景を表現できたらよいなと考えています。
札本彩子
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日程
2024年10月11日(金)〜11月24日(日)
※10月18日(金)、11月15日(金)は20:00まで開場
休館日 月 -
時間
10:00〜18:00
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会場
岐阜県美術館〒500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22 -
出演・出展者
札本彩子(芸術学部立体造形コース 卒業生)
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予約
不要
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料金
無料
関連イベント
アーティスト・トーク
作家本人による作品解説や、岐阜滞在におけるインスピレーションの源などをお話しいただきます。
開催日時:2024年10月26日(土)13:30~14:30
会場:岐阜県美術館 アトリエ
登壇者:札本彩子
対象:どなたでも
参加費:無料
定員:40名
ワークショップ「鮎菓子で”モシャス”!」
岐阜県民が愛する「鮎」と、鮎がモチーフになった「鮎菓子」。岐阜で採集した石や枝に”模写”して、鮎菓子そっくりに変身させてみましょう。
開催日時:2023年11月9日(土)13:30~15:30
会場:岐阜県美術館 アトリエ
講師:札本彩子
対象:どなたでも(小学生は要保護者同伴)
参加費:無料
定員:15名(要申込み・先着順受付)
※お申し込み方法はイベントWebサイトをご確認ください
お問い合わせ先 CONTACT
京都精華大学 広報グループ
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp
※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。