陶芸専門分野卒業生の廣田亜紗子さんと藤原芙由美さんが参加する展覧会「テストピース～感性とサイエンスが繋ぐものづくり～」が開催

芸術学部陶芸専門分野卒業生の廣田亜紗子さんと藤原芙由美さんが参加する展覧会「テストピース～感性とサイエンスが繋ぐものづくり～」が開催されます。

本企画は、京都市産業技術研究所の釉薬研究と、それを学ぶ京焼・清水焼の若手職人たちのものづくりへの挑戦を紹介する展覧会で、同研究所が実施する伝統産業技術後継者育成研修の「陶磁器コース」を修了した3名の作家の作品が並びます。また、これまで一般には非公開だった多種多様な釉薬のテストピースにフォーカスを当てた、陶磁器制作における研究の舞台裏を見ることができる興味深い展示となっています。

廣田さんは現在、京都にある共同工房にて、新しく焼かれた焼き物をアンティーク調に表現した「今焼きアンティーク」をコンセプトに作品を制作されています。

藤原さんは、清水焼窯元・丈夫窯の加藤丈尋氏に師事を経て、芙蓉窯せらみ屋を開窯されました。作品は、『一目惚れして手に取って、使って愛着がわいてくるそんな作品』をコンセプトとして、透明感のある色ガラス釉薬をいかに美しく見せるかを軸にして制作されています。

ぜひご覧ください。