芸術学部陶芸専攻卒業生の武内ももさんによる個展「待つ身体、眠る身体」が開催されます。
武内さんは、「人とその周辺」をテーマに陶芸の制作過程や素材自体を用いて、立体作品をはじめ、ワークショップ、パフォーマンス、舞台美術などを展開されています。
本展覧会は、金沢市民芸術村アート工房の企画「Art-SITE」の第一弾として行われるもので、ジャンルを問わず、市民の方々を巻き込みながらアーティストの展示会やパフォーマンスなどを行うことをめざして開催されます。また、ワークショップやトークイベント等も開催予定。トークイベントはオンラインでも配信されます。
本展覧会は、金沢市民芸術村アート工房の企画「Art-SITE」の第一弾として行われるもので、ジャンルを問わず、市民の方々を巻き込みながらアーティストの展示会やパフォーマンスなどを行うことをめざして開催されます。また、ワークショップやトークイベント等も開催予定。トークイベントはオンラインでも配信されます。
ぜひご覧ください。
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日程
2022年9月24日(土)〜2022年10月6日(木)
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時間
12:00~19:00
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会場
〒920-0046石川県金沢市大和町1-1 -
出演・出展者
武内もも(芸術学部陶芸専攻 卒業生)
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予約
不要
関連イベント
ワークショップ「言葉を触る/土で話す」
2人1組となり、大きな粘土のかたまりに触れることで言葉に別のかたちを与え、かたちに別の言葉を与える体験型ワークショップ。
日時:2022年10月2日(日)13:00〜14:30
定員: 8組(要予約) 対象年齢 不問(未就学児は保護者同伴)
トークイベント「 武内もも×四井雄大×堀江たくみ 」
本展に合わせて、金沢の陶芸家を中心としたシェアスタジオ「キタイッサカ」の住人である四井雄大さんと堀江たくみさんをゲストに迎えて 、陶芸の制作について掘り下げます。
本展に合わせて、金沢の陶芸家を中心としたシェアスタジオ「キタイッサカ」の住人である四井雄大さんと堀江たくみさんをゲストに迎えて 、陶芸の制作について掘り下げます。
日時:2022年10月1日(土)19:00~20:30
会場:キタイッサカの土間(石川県金沢市野町2-33-8)
定員:10名前後(要予約)*当日はオンライン配信を予定
作家ステートメント
粘土でかたちを作ろうと思い立つのは、部屋や作業場、そのあいだの街にある、ものや人が持つ時間感覚を目の当たりにするときです。それは予期せぬ出来事であったり、瞬きひとつで過ぎ 去ってゆく瞬間であったり、途方もなく長くて捉えきれない時間であったりします。 眼から粘土へ、粘土から焼き物へとその姿を移していくとき、それと並ぶように私の身体は存在しています。日を跨ぎながら、粘土がそのかたちを変えていき、そののちに乾くまで、窯の中で焼きものへとたどり着き、触れることのできる温度になるまでの間、歩いたり食べたり眠ったりするその暮らしの中で、作品の移り変わる時間を待ちます。 制作者である私自身の身体を陶芸のなかに見出そうとするのは、もしかすると私は私の眠る姿を 見ることができないということを知っているからかもしれません。 粘土から焼きものへと移るその過程をひとつずつ確かめながら、陶芸が人に待つふるまいを持たせるとき、私は私の眠る身体を焼きものの中に見つけようとします。
アーティスト
武内もも Takeuchi Momo
1997年生まれ、2021年京都精華大学芸術学部陶芸コース卒業。 陶芸を拠点とし、「人とその周辺」にまつわるを暮らしの反復や現象をテーマに、モノ/ 空間/ 時間を制作している。陶芸の制作過程や、素材自体を用いて、立体作品のみならず、ワークショッ プ・パフォーマンス・舞台美術へと展開していく点が特徴的。劇団速度(2016~2021)、レトロニム(2022~)のメンバー。
主な発表に、個展「眼を開けたまま眠る練習」(2022,Art spot korin,京都)、グループ展「(ひとり入ったらその分溢れる)プールのサイド」(2022,わいわいぱ~く,京都)、グループ展「セ ラミックマウンテン」(2022,kumagusuku,京都)、「OBJECT」 (2019,京都岡崎 蔦屋書店, 京都)、舞台美術『「冒した者」2019』(2019,THEATRE E9 KYOTO,京都・こまばアゴラ劇場, 東京)、ワークショップ「言葉を触る/土で話す」(2019,京都芸術センターほか)がある。 公益財団法人現代美術文化振興財団陶芸家助成金5期生。
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※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。