滋賀県立近代美術館が滋賀県立美術館としてリニューアルオープン。初回展覧会に芸術研究科卒業生2名が作品を出展します

滋賀県大津市に位置する滋賀県立近代美術館が、このたび滋賀県立美術館としてリニューアルオープンします。
その初回となるリニューアルオープン記念展覧会「Soft Territory　かかわりのあわい」の出展作家に、本学芸術研究科の修了生が選出されました。
選出されたのは、芸術研究科洋画専攻修了の薬師川千晴さんと、日本画専攻修了の藤野裕美子さんの2名です。

薬師川さんは、2011年に芸術学部洋画コースを卒業、2013年に芸術研究科を修了後、作家活動を続けています。個展や「VOCA展2021」など、毎年多数の展覧会に参加し、精力的に作品を発表し続けている作家です。2019年には滋賀県次世代文化賞を受賞されました。
藤野さんも、同じく2011年に芸術学部日本画コースを卒業し、2012年にはフランスでのアーティスト・イン・レジデンスの経験を経て2013年に芸術研究科を修了しました。2019年には瀬戸内国際芸術祭の出展作家として選出されるなど、色鮮やかな日本画作品が多方面から評価を受けています。

本展覧会は、「コミュニケーション」をテーマに、滋賀という土地にゆかりある12人の若手作家が新作を発表するもので、新作のインスタレーションのみで構成される展覧会は、近代美術館時代も含めて同館初となります。
ぜひご覧ください。