芸術学部立体造形コース卒業生の札本彩子さんによる個展「Replicant2」が開催されます。
札本さんは、独自に編み出した技法で食品サンプルを思わせる彫刻作品を制作するアーティストです。食品工場やフードデリバリーで働くなかで、食卓に上らないまま廃棄される食品の状況を目の当たりにした経験などから、現代の食文化に対する考察を作品として表現しています。
近年は、若手作家が選抜される企画展「京都府新鋭選抜展 2017」や「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021」などに出展し、注目を集めています。
ぜひご覧ください。
札本さんは、独自に編み出した技法で食品サンプルを思わせる彫刻作品を制作するアーティストです。食品工場やフードデリバリーで働くなかで、食卓に上らないまま廃棄される食品の状況を目の当たりにした経験などから、現代の食文化に対する考察を作品として表現しています。
近年は、若手作家が選抜される企画展「京都府新鋭選抜展 2017」や「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021」などに出展し、注目を集めています。
ぜひご覧ください。
-
日程
2021年6月25日(金)~29日(日)、7月2日(金)~3日(日)
-
時間
13:00〜19:00
-
会場
N-MARK B1〒460-0003名古屋市中区錦2-11-13 chojamachi TRANSIT BUILDING-B1 -
予約
不要
作家による展覧会ステートメント
食品工場やフードデリバリーで働く経験をもとに、現代の食を考察しています。これまで食卓にのぼらないまま廃棄される食品の状況を目の当たりにしてきました。消えゆく食品のレプリカを制作することは、食の記憶の再現であり、同時に私を取り巻く食の状況の整理でもあります。
Based on my past experiences in both the food production and delivery industry, I started reconsidering the present-day concept of ‘food’. Up to this day, I have come across many instances in which food products get discarded without even reaching a dinner table,let alone ever being eaten. The art of creating replicas of such perishable food items can be seen as a revival of the memories I have of food, as well as a means to provide myself with a place where I can be connected to this concept of food.
お問い合わせ先 CONTACT
京都精華大学 広報グループ
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5197
Fax:075-702-5352
E-mail:kouhou@kyoto-seika.ac.jp
※取材いただく際は、事前に広報グループまでご連絡ください。