数井 浩子 KAZUI Hiroko

アニメーター、キャラクターデザイナー、演出として、40年近くアニメ制作に携わる。参加作品は、『らんま1/2』『忍たま乱太郎』『ケロロ軍曹』『物語シリーズ』など多数。シナリオを担当した『東京マグニチュード8.0』は、第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞。原画を担当した『この世界の片隅に』は、第21回2009年文化庁メディア芸術祭大賞を受賞。また、アニメキャラデザイン『ふしぎ星の☆ふたご姫』は、東京都の交通広告（萌えバス）として人気を博した。アニメ制作のかたわら、現在も教育心理学研究を継続し、最近はレゴ®を用いたオンラインワークショップ研究などを行っている。教育学修士。

 

Animation director. Character designer. Master of Pedagogy.

Having worked in the animation field both in Japan and Canada for forty years. I’ve participated in many TV series and feature films such as “Ranma”, ”Keroro”, ”Monogatari-series”and ”In this Corner of the World”. Some anime characters I designed has run in Tokyo as a wrapping bus called “Moe Bus”..Besides anime works, I’ve been so interested in developmental psychology of lifelong learning that I completed doctoral coursework at the University of Tokyo. I hope this background will be useful to everyone studying at this university.

For sale: baby shoes, never worn.

 

これはヘミングウェイの短編小説です。たった６つの単語で出来ています。しかし、物語がみえます。

限られた単語で物語を編むことは、意外とアニメーションをつくるということと似ています。

無限の選択肢があるようにみえて、自分の本当に使いたい“単語”はそんなに多くないものです。

削ぎ落とした表現のなかに豊かな意味が突如あらわれることも少なくありません。

みなさんのオリジナルな“単語”を一緒に探しませんか？