毎日新聞社が主催する「毎日広告デザイン賞」にて、デザイン学部グラフィックデザインコース4年生の岡本莉子さん、佐藤真子さんの共同制作作品が広告主課題の部で学生賞を受賞しました。
この賞は1931年にはじまった、新聞社が主催する広告賞のなかでも最も長い歴史を誇るものです。第86回目となる今回は973件の応募の中から、学生賞に2名の作品が選ばれました。
広告主課題の部は、協賛広告主の課題に基づき制作するもので、2名はイオンライフ株式会社が展開する事業「イオンのお葬式」の広告制作課題に取り組みました。
2名はまず「イオンのお葬式」広告の過去の受賞作品をリサーチし、落ちついたイメージの作品が多かったことに注目しました。そのうえで“お葬式”のイメージを一新する明るい広告を作れないかと構想を進めました。
受賞作は明るい色と絵柄で構成されており、さらに目を凝らして見るとすべての図象がイオン株式会社のロゴの組み合わせで描かれている、遊び心あふれる作品です。
2名は通常の授業とは別に、デザイン学部のイラストコースとグラフィックデザインコースを横断する有志ゼミに所属し、その中で本賞に取り組みました。繊細な作業を要するこの作品も、共同制作だからこそ力をあわせて完成させることができたといいます。
1~2年生のうちから積極的にコンペに挑戦するべき!と後輩へのエールもいただきました。
今回の受賞が弾みとなり、今後さらなる活躍をされることを期待しています。