受賞・出版等

イラストコース2年生 山岸汰誠さんのマンガ『ペーパーホラーショー』がコミック化!

『ペーパーホラーショー』
冒頭から登場する「泥男」が衝撃的なマンガ『ペーパーホラーショー』。将来に不安を抱く22歳の漫画家志望が主人公という設定について、「自分を投影している面もありますね…」と語るのは、作者であるイラストコース2年生の山岸汰誠さん。
 
イラストコースで学ぶ中で、色んなスタイルの作品に挑戦してみたいという気持ちが強くなった山岸さん。もともとマンガが好きだったこともあり、1年生の頃から出版社への持ち込みを始め、「面白い作品を3本以上持ってきたら連載できますよ!」という編集者の言葉を励みに作品を描き続け、見事に今年3月から講談社の「コミックDAYS」での連載がスタート。そして7月に単行本が発行されました。
 
 
「僕は表紙絵をアクリル絵具で描くのですが、それが珍しいと言われますね。画風についても、やはりイラストコースで学んだ影響が表れていると思います」
 
「マンガに挑戦しようと思った1年生の頃、マンガ学部の友人たちとのサークルでクロッキーを勉強したり、マンガの先生の授業に教えてもらったりと、自分のやりたい事が学べるいい環境がありましたね」
 
「今回、単行本を出させてもらって、マンガ家としての活動がいよいよ始まったなあと実感していますが、まだ始まったばかりですから、これから先のことはじっくり考えたいです。将来的にはマンガだけじゃなく、色んな方面で絵を描く仕事をしたいと思っています」
 
納得のいく絵が描けなくて苦しい時期もあったという山岸さんですが、今は自分のやりたいことに向かって頑張るしかないと、とても意欲的でした。これからの活躍を応援したいと思います。
山岸汰誠さん

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