京都市が文化芸術都市・京都の新たな担い手の育成を目的として設けている「京都市芸術文化特別奨励制度」における2018年度の奨励者に、本学の卒業生3人からなるhyslom(ヒスロム)が選ばれました。
2000年度より設けられているこの制度では、選抜者に活動経費に対する奨励金が交付され、若手芸術家の飛躍に向けた活動を支援する取り組みが行われています。
hyslomは今回の奨励を受け、せんだいメディアテーク(宮城)での展覧会実施のための滞在制作や、ワルシャワ(ポーランド)での展覧会に向けた現地調査等を行う予定とのことです。
また下記の日時において、認定式が行われる予定です。
日時:2018年1月22日(月)10:30~11:10(予定)
場所:第一応接室(京都市役所本庁舎3階)
hyslom プロフィール
加藤 至、星野文紀、吉田 祐からなるアーティストグループ。2009年より活動をはじめる。造成地の探険で得た人やモノとの遭遇体験や違和感を表現の根幹に置き、身体を用いて土地を体験的に知るための遊び「フィールドプレイ(※)」を各地で実践し映像や写真、パフォーマンス作品としてあらわす。またその記憶を彫刻作品や舞台、映画へと展開させている。2015年から任秀夫氏と共に「任・ヒスロム鳩舎」として日本鳩レース協会に入会。レース鳩に関するワークショップや展示などもおこなっている。主な展覧会に「ヒスロム活動紹介展示」(仙台メディアテーク7階ラウンジ/宮城、2017)、「東アジア文化都市2017京都【アジア回廊 現代美術展】」(二条城/京都、2017)
(※)劇団維新派 故松本雄吉がそう呼んだ。