マンガ学部カートゥーンコース1年生 岩倉具弘さんが「第93回手塚賞」で佳作を受賞しました。タイトルは「No Face 宮本くん」。
“目がない少女・初美をいじめから助けたヒーローは、顔のない少年・宮本くんだった”という異彩を放ったストーリー。
講評では、「キャラに好感が持てた。独特な世界観にも魅力がある。」と評価されました。
この作品は、岩倉さんが高校時代に自己4作目のストーリーマンガとして仕上げた力作。溢れる思いを31ページにまとめるのには、かなりの苦労があったようですが、キャラクターの強さはもちろん、背景の描き方にもかなり工夫したとの事です。
4月からの大学生活では、いろんな友人たちとの自由な交友がとても楽しい刺激になっていると語ってくれました。今は、情報館で映画をみたり本を読んだりするのも大切な充電時間となっているようです。次回作は、SFや人間ドラマに取り組んでいるとの事。本当に楽しみです!