独立行政法人国際交流基金と公益社団法人日本パッケージデザイン協会が推進する事業の一環として開催される「ASPaC Awards 2016 日本・アジア学生パッケージデザインコンペティション」において、デザイン学部ライフクリエイションコース4年の永井美波さんと同コース3年の山根正幹さんが入選し、佳作にも複数の学生たちが選ばれました。
「サプライズ[Surprise!]」というテーマで作品が募集された今回のコンペティションで、永井さんはお米を点滴袋に詰めた「True of Nutrition」と、煮干を薬のようにパッケージした「煮干のススメ」の2作品が共に入選するという快挙を成し遂げました。それぞれの作品は、現代人が疎かにしがちな食に対する意識や、ストレス社会とも言われる現代に一石を投じるものとして、驚きとユーモアを織り交ぜながらパッケージデザインに表現しました。
4年生の永井さんはこれまでも在学中に多くのコンペに挑戦し、入賞も果たしてきました。卒業後は、広告やウェブなどのデザインをてがける会社への就職が決まっています。今回のコンペにおいても、まだまだ自身の中では改善点も多いと話す永井さんは、それらの経験を卒業後の仕事にも活かしていきたいと語ります。同時に、残りわずかとなった在学中にも、さらにコンペにチャレンジしたいと意欲的です。今後のご活躍を大いに期待しています。
入賞した学生のみなさん、おめでとうございました。
入賞者のみなさん
■入選
ライフクリエイションコース4年 永井美波さん「True of Nutrition」および「煮干のススメ」
ライフクリエイションコース3年 山根正幹さん「glove sign」
■佳作
グラフィックデザインコース4年 山本侑未さん「I scream monster(アイスクリ~ムモンスタ~)」
グラフィックデザインコース3年 前田真伸さん「割り箸高校1年2組 まんなか分けのハシモトくん」
グラフィックデザインコース3年 田中硫稀さん「プッシュでポン!たけのこポン!」