デザイン学部建築コースが主催する講演会シリーズ「MASTER ARCHITECT」に、建築家の山本理顕氏をお招きして、講演会「山本理顕と高松伸」を開催します。
この講演会は、本学建築学科特別顧問である建築家の高松 伸氏が企画するもので、これまでも建築家として第一線で活躍するゲストにお越しいただき、貴重なお話を伺ってきました。第4回目となる今回は、国内外の複合施設や公共建築を手がけ、多数の建築賞を受賞されている山本理顕氏をお招きします。モデレーターを務める高松氏とともに、これまでの仕事を振り返りながら、建築の意義や、これからの建築家の在り方についてお話いただきます。
本講演会は、どなたでもご来場いただけます。世界で活躍する二人の対話を聞くことのできる機会です。ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。
デザイン学部建築学科主催講演会MASTER ARCHITECT vol.4 「山本理顕と高松伸」
● 日時:2023年12月9日(土) 15:00〜16:30 開場:14:30
● ゲスト:山本理顕(建築家)、
● モデレーター:高松 伸 (建築家 / 工学博士 / 京都大学名誉教授)
● 会場:京都精華大学 明窓館大ホール 〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
● 定員:500名(当日先着順)
● 料金:無料
登壇者
ゲスト:山本理顕 (建築家)
1945年 北京生まれ。
1967年 日本大学理工学部建築学科卒業
1971年 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了
東京大学生産技術研究所原研究室研究生
1989-90年 京都精華大学美術学部助教授
2007-11年 横浜国立大学大学院教授
2018-22年 名古屋造形大学学長
2022年より 東京芸術大学客員教授
主な作品に「GAZEBO」、「熊本県営保田窪第一団地」、「埼玉県立大学」、「公立はこだて未来大学」、「東雲キャナルコート1街区」、「横須賀美術館」「THE CIRCLEチューリッヒ国際空港」「名古屋造形大学」など。桃園、天津、北京、ソウルなどでも複合施設、公共建築、集合住宅などを手掛ける。
主な著書に『権力の空間/空間の権力』 (講談社)、『脱住宅』(平凡社)、『地域社会圏主義』(トゥーヴァージンズ)、『都市美 第3号』(河出書房新社)
モデレーター:高松 伸(建築家・工学博士・京都大学名誉教授・京都精華大学建築学科特別顧問)
1980年 京都大学大学院工学研究科博士課程建築学専攻修了、高松伸建築設計事務所設立
1995年 アメリカ建築家協会(AIA)名誉会員
1997年 ドイツ建築家協会(BDA)名誉会員
1997~2013年 京都大学大学院工学研究科教授
2000年 英国王立建築家協会(RIBA)会員
2013年~ 京都大学名誉教授
1984年 日本建築家協会新人賞
1989年 日本建築学会賞
1991年 国土庁長官賞
1994年 第12回京都府文化賞功労賞
1996年 芸術選奨文部大臣賞
1999年 第7回公共建築賞
2008年 第11回公共建築賞
主な作品に、島根県立産業交流会館(1993)、植田正治写真美術館(1995)、東本願寺参拝接待所(1998)、国立劇場おきなわ(2003)、天津博物館(2004)、ジョージア首相官邸(2007)など。
主な著書に、『僕は、時計職人のように』(住まいの図書館出版局)、『陽のかたち』(筑摩書房)、『夢のまにまに夢をみる』(TOTO出版)、『GA ARCHITECT SHIN TAKAMATSU』(A.D.A EDITA Tokyo Co,.Ltd.)、『SHIN TAKAMATSU』(Electa Mondadori)など。
京都精華大学建築学科:社会全体をデザインする 「建築家」になる
京都精華大学建築学科では、人が関わるあらゆる場所や空間を総合的にデザインする「建築家」の育成をめざします。
授業では、住宅設計の基本をはじめ、伝統的な建築構法や先端的な建築技術など、幅広い知識を習得。インテリアや都市計画などについても学びます。特に重視しているのは、模型制作、CG制作、スケッチなどの実習を通してイメージを形にする訓練を重ねること。そして、現場を訪れ、状況を観察し、その場で考える経験を積むこと。さらに、ここにアートの視点や発想力を加えて、建築家として社会に貢献する力を育てます。
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