デザイン学部建築コースでは、2022年1月8日から2月4日までの約一ヶ月間、ドイツにあるアンハルト大学大学院建築専攻と連携し、国際建築ワークショップを開催しています。
本プログラムでは、本学・アンハルト大学をオンラインで繋ぎ、グループごとに「持続可能なアイデアを都市構造にどのように実装できるか」を考案。最終日には英語でプレゼンテーションを行います。本学からは、建築コース2年生、3年生と大学院生の80名が参加し、学年を超えた混成グループで課題に取り組みます。
1月8日と21日には、本学客員教員でドイツ在住の建築家ペーター・ルーゲ氏による講義が行われました。ペーター・ルーゲ氏は、エコロジーデザインを専門家とする建築家で、ヨーロッパだけでなく、日本や中国など様々な地域の都市計画に関わり、数々の賞を受賞しています。
21日の講義では「Sustainable Design Method XIX:Tiny UrbanGreen(持続可能なデザインの手法)」をテーマに、建築視点を活かした公共空間の多様な活用事例が紹介されました。
講義は全て英語で行われ、学生たちは普段と異なる授業形態に緊張しながらも、メモをとりながら真剣に聴講する様子が見られました。
講義のあとは、グループに分かれてディスカッションと発表、それに対する講評が行われました。
デザイン学部建築コースでは、1年次の必修授業において英語のみで授業を実施するなど、国際的な活躍を視野に入れた授業を多く取り入れています。
国際ワークショップは、建築コースが35年前から実施している取り組みの一つで、過去にはバウハウスを訪ねてワークショップやヨーロッパ建築ツアーなどを実施しています。新型コロナウィルスの感染拡大により、2021年度はオンラインでの実施となりましたが、この機会が学生たちにとって新しい知見を得られる機会となることを期待しています。
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