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ダイバーシティ推進センター主催 短編アニメーション『七五郎沢の狐』上映会・原作者によるトークイベント開催

京都精華大学ダイバーシティ推進センターと協定機関「総合地球環境学研究所」が共催し、短編アニメーション映画上映会と原作者によるトークイベントを開催します。
公開映画は、北海道函館市七五郎沢に作られた廃棄物最終処分場の問題を、野性の狐の目線で描いた短編アニメーション作品、『七五郎沢の狐』です。

本作品は、アイヌ神謡(カムイユカラ)の手法に倣って、全編アイヌ語で語られるもので、札幌と東京を拠点に活動するアイヌのアーティストたちが参加して制作されました。
環境汚染により住処を失う野生動物に、アイヌ民族の歩んできた歴史的背景を重ね合わせて描かれた物語で、アルバニア国際環境映画祭をはじめ、世界各国30以上の映画祭で上映され、高く評価された作品です。 

原作者の結城幸司さんを交えたトークイベント開催

原作者の結城幸司さんをゲストに迎え、本学学長ウスビ・サコ、ダイバーシティ推進センター長ティーター・ジェニファー・ルイーズの3名によるトークイベントを開催します。
トークイベントはオンラインでも公開します。視聴を希望される方は以下よりお申込みください(無料・要事前予約)。

『七五郎沢の狐』上映会・原作者によるトークイベント

日程:2022年1月25日(火)
開場:18:00
開演:18:30
会場: 京都精華大学流渓館R-201(※)、オンライン(Zoomウェビナー形式)
※学内会場は京都精華大学の学生・教職員のみ入場可
字幕:日本語、英語
視聴無料、要申込(事前申し込みは1月25日(火)12:00PMまで)
主催:京都精華大学ダイバーシティ推進センター総合地球環境学研究所 

登壇者プロフィール

結城幸司(版画家、ミュージシャン、語り部)

1964年釧路生まれ。北海道の先住民族アイヌとして、アートの作品や様々な活動を通して、アイヌ文化を発信し続けている。2008年には、11カ国24民族を招待し、G8サミットに提言を行った「先住民族サミット アイヌモシリ2008」で事務局長を務めた。2000年にアイヌ文化に取り組む若者で結成された、札幌を拠点とするロックバンド、アイヌアートプロジェクトのボーカルでありリーダーも務めている。

ウスビ・サコ( 京都精華大学学長)

マリ共和国生まれ。 国の派遣により北京語言大学、南京東南大学で学ぶ。91年来日、99年京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門は空間人類学。「京都の町家再生」「コミュニティ再生」など社会と建築の関係性を様々な角度から調査研究している。京都精華大学人文学部教員、学部長を経て2018年4月から現職。

ティーター・ジェニファー・ルイーズ(国際文化学部日本文化専攻教員/京都精華大学ダイバーシティ推進センター長)

シカゴ出身、20年日本在住。京都精華大学のダイバーシティ推進センター長。京都精華大学の国際文化学部日本文化専攻所属。
 

お問い合わせ先 CONTACT

ダイバーシティ推進センター(担当:ティーター・ジェニファー・ルイーズ)

jteeter@kyoto-seika.ac.jp

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