2019年5月16日(木)にアセンブリーアワー講演会、佐藤秀峰・吉田貴司 対談「で、結局どうやったらマンガ家になれるんスか?」が開催されました。
『海猿』、『ブラックジャックによろしく』シリーズ、『特攻の島』等を手がけ、現在はネット上でのマンガ流通でも注目される佐藤秀峰氏と、かつて佐藤氏の元で働き、ネットで大きな話題を呼びドラマ化もされた『やれたかも委員会』の著者 吉田貴司氏のふたりが、出版社と距離を置き、マンガ家としての人生をいかに切りひらいてきたのか。さまざまな挑戦と試行錯誤を、ユーモアたっぷりのエピソードとして語りました。
「で。結局どうやったらマンガ家になれるんスか?」というタイトルの裏には、どんなことでもすぐに結果や答えを知りたがる人間が増えている、ということへの反駁がありました。
答えを知ることよりもそこに至る過程が大切なのではないか、と語る言葉はおふたりのこれまでの奮闘に裏打ちされた、説得力のあるものでした。
「自分で責任をとれるから面白い」と、出版社からは距離をとり活動されているおふたりの言葉は、これからマンガ家をめざす学生たちに重く響いたようです。
「卒業したらこうしたい、来年になったら、30歳までに、といったような、“世間の時の流れの区切り”に自分の人生を委ねるのではなく、今自分で決めなさい。」と学生たちに力強いメッセージをいただきました。
佐藤秀峰さん、吉田貴司さん、楽しくかつ刺激的なお時間を、本当にありがとうございました!
佐藤秀峰さん、吉田貴司さん、楽しくかつ刺激的なお時間を、本当にありがとうございました!
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