〈休戦〉から70年、戦争はまだ終わっていない。
過酷な歴史を経験した韓国の文学がなぜ、今を生きる私たちを励ますのか。
〈分断文学〉から現代SFまで、その魅力を解き明かす。
(画像:『韓国文学の中心にあるもの』イースト・プレス/2022、見出し画像も同じ)
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日程
2023年6月22日(木)
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時間
16:20~17:50
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会場
対面(京都精華大学 明窓館)/ オンライン -
出演・出展者
斎藤真理子
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予約
要
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料金
無料
本講演会の様子を公開しています。ぜひお読みください。
近年、次々と作品が翻訳され、ブームとなっている韓国文学。これまで数多くの韓国文学を日本に紹介してきた韓国語翻訳家の斎藤真理子さんが語る韓国文学の魅力、さらにはその「背骨」にあるものとは──。近代史に名を刻む歴史的な作家から、日本でも人気の新進気鋭の作家まで、韓国文学をもっと深く知りたい、さらに読みたいと関心が呼び起こされる、知的好奇心が刺激される講演会となりました。
斎藤真理子(韓国語翻訳家)
韓国語翻訳者。1960年新潟市生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。在学中にサークル活動で韓国語を学ぶ。1991年から延世大学語学堂で韓国語を学ぶ。主な訳書に、パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳/クレイン)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ハン・ガン『すべての、白いものたちの』(河出書房新社)、チョン・ミョングァン『鯨』(晶文社)、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)、ファン・ジョンウン『ディディの傘』(亜紀書房)、パク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』(白水社)、など。最新刊はペ・スア『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』(白水社)。二〇一五年、『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。二〇二〇年、『ヒョンナムオッパへ』(チョ・ナムジュ他、白水社)で韓国文学翻訳大賞(韓国文学翻訳院主宰)受賞。著書に『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)。
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