公開講座

アセンブリーアワー講演会
「マーガレット・ハウエルと開化堂
変わらない変わり方
時間を取り込んだ物づくり」

【学外の⽅はオンライン聴講のみ・要事前申込】
本学在学⽣・教職員以外の⽅はオンラインのみで聴講が可能です。聴講には事前に申し込みが必要です。
こちらのページよりお申し込みください。

2020年に創業50年を迎えたマーガレット・ハウエルの手がける服は、普遍的なデザインに機能性と着心地の良さを備え、袖を通す人たちに喜びを与えてきました。
彼女のデザインに向かう姿勢には、ものづくりの過程や素材のクオリティへの情熱があり、また、機能的でタイムレスなデザインへの探求心があります。
そこには京都で伝統を守りつつ、ものづくりの新しい領野をひらこうとする者たちと響き合うものがあるのではないでしょうか。
今回はマーガレット・ハウエル デザインディレクターの池田賢一氏と開化堂六代目 八木隆裕氏との対談や、学生へのハウエル氏からのメッセージを通して彼女のデザインの中心にあるものに触れ、50年後も生きるデザインについて考えたいと思います。

◆プログラム
  • レクチャー:マーガレット・ハウエルのクリエイション 池田賢一(株式会社アングローバル 執行役員/マーガレット・ハウエル デザインディレクター 兼 MARGARET HOWELL LTD.取締役)
  • 対談:池田賢一×八木隆裕(開化堂六代目/本学伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員)
  • マーガレット・ハウエル氏から京都精華大学の学生たちへのメッセージ(収録データ)
  • モデレーター:西谷真理子(本学ポピュラーカルチャー学部客員教員)

講演会チラシ

  • 日程

    2月11日(木曜日・祝)

  • 時間

    14:00~16:00

  • 会場

    学外者はオンライン聴講のみ
  • 出演・出展者

    池田 賢一(株式会社アングローバル執行役員/マーガレット・ハウエルデザインディレクター兼MARGARET HOWELL LTD.取締役)
    八木 隆裕(開化堂六代目/本学伝統産業イノベーションセンター特別共同研究員)
    モデレーター:西谷真理子(本学ポピュラーカルチャー学部客員教員)

  • 予約

マーガレット・ハウエル

Margaret Howell● 英国を代表するクロージングデザイナー。1946年英国サリー州生まれ。ロンドン大学ゴールド・スミス・カレッジでファインアートを学ぶ。1970年にメンズシャツのデザインをはじめる。1977年にはロンドンに初の路面店をオープン、日本にも1980年代初頭に進出し、83年には青山に路面店をオープンした。2007年、ファッション産業への功績によりCBE(大英帝国第3勲章)を授賞。同年王立芸術協会「ロイヤル・デザイナー・フォー・インダストリー」にも選ばれた。良質を求め、モダンクラシックを更新し続ける彼女のものづくりは、創業50年を迎えた2020年において、ウィメンズ、メンズ、ハウスホールドグッズ、カフェに至るまで幅広い展開を続けている。
https://www.margarethowell.jp/

開化堂

Kaikado● 明治8年(1875年)創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗。英国から輸入された錻力(ブリキ)を使い、丸鑵製造の草分けとして京都で創業した。以来、一貫した手づくりで初代からの手法を守り続ける。当代の八木隆裕氏は、海外市場にも積極的に進出、デザインやインテリアの領域にも展開を続ける。2012年には京都の伝統工芸を担う同世代の若手後継者らと共にプロジェクト「GO ON」を立ち上げ、他ジャンルとのコラボレーションなどを通じて伝統工芸の新たな可能性を探っている。また、2016年よりマーガレット・ハウエル別注の茶筒を生産している。
このイベントの運営費用は、私立大学研究ブランディング事業に係る交付金から一部支出しております。

協力:株式会社アングローバル / 株式会社開化堂

お問い合わせ先 CONTACT

京都精華大学 社会連携教育センター

〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5263
Fax:075-722-5440
E-mail:garden@kyoto-seika.ac.jp

受付窓口:社会連携教育センター(京都精華大学 本館2F 研究推進グループ)

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