カートゥーンコース卒業生のjunaidaさんによる個展「IMAGINARIUM」が、市立伊丹ミュージアムで開催

junaida展「IMAGINARIUM」メインビジュアル ©junaida

マンガ学部カートゥーンコース卒業生のjunaidaさんによる個展「IMAGINARIUM」が、兵庫県の市立伊丹ミュージアムで開催されます。
 

junaidaさんは、2001年に本学を卒業。その後は画家として活動をはじめ、『HOME』（2016年/サンリード）での「ボローニャ国際絵本原画展」（2015）入選や、『Michi』『怪物園』（2018年、2020年/福音館書店）では「造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞（児童書・絵本部門）」（第53回、第54回）を受賞するなど、精力的に制作活動を続けています。近年は深い世界観を感じさせる絵本を多数手がけており、2024年4月1日（月）には、詩画集『ともしび』が、サンリードより出版されます。年代を問わず夢中にさせる作品は、絵本作家として大きな注目を集めています。

本展覧会は、2022年10月8日（土）から東京都立川市のPLAY! MUSEUMで開催された個展「IMAGINARIUM」の巡回展で、この夏には長崎県美術館での開催も予定されています。junaidaさんがこれまで開催してきた個展よりも大規模なものとなり、絵本原画や一枚絵として描かれた400点超の作品が展示されます。2006年から最新作までの原画が集められ、「交錯の回廊」「浮遊の宮殿」「残像の画廊」「潜在の間」という4章で構成されます。赤や金に彩られた宮殿のような空間で、圧倒的な量の作品を浴びるように鑑賞し、junaidaさんの空想世界を体感することができます。 展覧会図録をはじめ、オリジナルのミュージアムグッズも多数販売される予定です。ぜひご覧ください。

●巡回展「IMAGINARIUM」詳細（PLAY! MUSEUM Webサイト）