芸術研究科後期課程版画領域出身の張 諒太さんによる個展「CHO Ryota solo exhibition」が、京都 KUNST ARZTで開催されます。
本展では、古代ギリシャ文化の遺構をモチーフとした木版画の新作などが展示されます。
ぜひご覧ください。
アーティスト・ステートメント
木版画における彫りとは何か?
そんな問いかけを続けているのが、
自分の木版制作の根本だと考えています。
木版プレス機と銅版インクを用いることで、
ヨーロッパ式の木版制作を現代の形に進めていく。
彫りを「削る」ものではなく、「描く」ものとして、
新たに言語化していく。彫り描く感覚を持つ私には、
彫刻刀と油絵の筆と同じものになりつつあります。
彫りとは、表現なのか技術なのか。
今回のギリシャの風景を描いた本作は、
こうした彫りの表現と風景が
何処か溶け合った気がするものでした。
自分の彫り描く感覚が、
古代ギリシャ人の作る石柱に似ている。
そんな遠くある感覚を版画へと引き出しています。
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日程
2023年4月4日(火)~4月9日(日)
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時間
12:00~18:00
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会場
〒605-0033 京都東山区三条神宮道北東角 2F -
出演・出展者
張 諒太(芸術学部版画コ-ス 卒業/芸術研究科博士後期課程芸術専攻 単位取得満期退学)
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予約
不要
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料金
無料
お問い合わせ先 CONTACT
京都精華大学 広報グループ
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