芳木 麻里絵 YOSHIKI Marie

専門分野

現代美術 / 版画 / シルクスクリーン

所属
  • 芸術学部 造形学科 版画専攻
  • 大学院 芸術研究科

経歴・業績

京都精華大学芸術学部造形学科版画専攻 卒業。京都市立芸術大学美術研究科修士課程 修了。「光の陰影」や「独特の質感を感じさせる表層」をキーワードに版画技法の一つであるシルクスクリーンを用い、数百回刷り重ねることで立体的な作品を制作する。主な展覧会に、2022「越後妻有 大地の芸術祭」旧枯木又分校(新潟)、2020個展「fond de robe-内にある装飾-」ワコールスタディホール京都ギャラリー(京都)、2019個展「析出する光」奈義町現代美術館(岡山)、2018「姫路市民美術塾 コレクションと対話する Surface is …」企画:姫路市立美術館 姫路市民ギャラリー特別展示室(兵庫)、2016「VOCA展2016 現代美術の展望 - 新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京)など。

メッセージ

「版画」の原点である印刷術は、複製できる特性を生かし、宗教の布教や情報伝達を目的として、時代とともに技術を発明、改良してきました。多くの美術家が版画技法で作品を発表し、またデザインにも深く関わりを持って発展しています。版画といっても木版画、銅版画、シルクスクリーン、リトグラフなど多様な技法が存在します。版画を用いたグッズ制作やアートブックなどのデザイン的な作品から、オリジナルの表現を突き詰めたアート作品まで、幅広い展開ができるのも版画の魅力です。
あなたの表現したいことを社会に向けてどのように発信してゆくか、これから出会う皆さんの多様な表現を楽しみにしています。

作品・著書・研究活動など