伊藤 豊 ITO Yutaka

専門分野

アニメーション / 背景美術

職業
アニメーション美術家

所属
  • マンガ学部 アニメーション学科 アニメーションコース

経歴・業績

大阪府堺市出身。
1979年『銀河鉄道999』で背景美術家としてデビュー。『幻魔大戦』、『銀河英雄伝説』、『リトルニモ』、『魔女の宅急便』、『幽遊白書』、『ナルト』、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『虹色ほたる』、『おそまつさん』、『どうにかなる日々』などで背景美術作画に参加。
芸術工学修士。

【著書】
・『こどもとしぜん』2008年1月号(挿絵)ひかりのくに
・『こどもとしぜん』2008年5月号(挿絵)ひかりのくに
・『こどもとしぜん』2009年4月号(挿絵)ひかりのくに
・『こどもとしぜん』2010年5月号(挿絵)ひかりのくに
 

メッセージ

映像コンテンツは文化資産として、社会の中に残り続けます。私が1979年に『銀河鉄道999』でデビューして以来、今までに70タイトル程の作品作画に参加してきました。その中には大きなヒットになって、社会現象と呼ばれるような存在になった作品もあります。社会の中で確かに自分は存在したという証を残したい。クリエーターとして、人々の心に突き刺さるような作品を作りたい。このような願望があれば是非、アニメ業界のクリエーターになることを目指して下さい。そして、あなたの名前を社会に刻んで下さい。私は学生時代に、手塚治虫事務所でマネージャーのアシスタントのアルバイトを経験しました。アニメ業界に入ってからは宮崎駿監督と、仕事をする経験もしました。今、この日本のサブカル界の巨人達からの申し送りを、若い皆さんに伝承することが私にとって、最も大きな使命であると自覚しています。巨人達のギフトを受け取りたいと思ったら、京都精華大学アニメーションコースの学生になって下さい。私は惜しむことなく、巨人達からのギフトを希望者全員に贈るでしょう。

作品・著書・研究活動など