あおき ひろえ AOKI Hiroe
- 専門分野
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イラストレーション / 絵本
- 所属
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- デザイン学部 イラスト学科 イラスト専攻
経歴・業績
愛知県豊橋市生まれ。京都精華大学美術学部デザイン科卒業後、大阪のイラストレーター集団 (株)スプーン勤務の後、フリーランスに。広告、出版物などのイラストレーションを手がける。主な仕事に、オール讀物『ほっこりぽくぽく上方さんぽ』、読売新聞夕刊『味な話』イラスト連載。『パパとぼく』(絵本館)『なんでやねん』(鈴木翼原案、中川ひろたか文/世界文化社)『からあげ』(アリス館)、『シバ犬のチャイ』(絵・長谷川義史/BL出版)、『ぼんちゃんのぼんやすみ』(講談社)、『ここにいる』(廣済堂あかつき)、エッセイ集『行ったり来たり寝ころんだり』(新日本出版社)など。こどもの工作教室、ギャラリー『空色画房』のプロデュース、落語好きが高じて、自宅を寄席にした『ツギハギ荘』の席亭も務める。
メッセージ
とにかく絵を描くことが誰よりも好きであれば、それを一生の仕事として成立させて見たいと思うのは、当然のことです。ただ、商業画家となれば相手が必要とするものを描かなければなりません。でも、わたしにはその制約がかえって面白いのです。相手が欲しているものを見定め、他のプロフェショナルな人たちとひたすら良いものを作り上げていく作業や、その仕事が何かの役に立つということも、最高の喜びです。
イラストレーションが無くても、社会は動いて生きてはゆけますが、あると、ぐっと人の興味を引きよせ、ほっと心が癒され、笑顔を生み出します。とても素敵なことではありませんか。そのために、わたしたちは常にセンスを磨いて成長し続けなければなりません。好奇心旺盛な人にとって、それは少しも難しいことではないでしょう。