立体造形専攻助手の葛本康彰による個展「冷たい星の歩き方 if I was born in winter star…」が開催

芸術学部立体造形専攻助手の葛本康彰による個展「冷たい星の歩き方 if I was born in winter star…」が、京都市東山区の大雅堂で開催されます。

葛本は、2014年に本学芸術研究科博士前期課程芸術専攻を修了。その後も個展の開催や、多数の展覧会に参加する等、制作活動を続けていました。2021年から芸術学部立体造形専攻で教育・研究に従事しており、学生指導の傍ら、精力的に作品を発表し続けているアーティストです。
お近くにお立ち寄りの際は、この機会にぜひご覧ください。

展覧会ステートメント

本展は[propagate]と題した霜の結晶の痕跡を塗料によって定着するシリーズの作品を中心に構成するものです。平面作品の壁面展示のほか、作品のメイキング映像の上映やフロア一面を使ったインスタレーションを展開します。

作品制作の過程で素材の獲得する独特のフォルムやパターンは、自然の中にあるカや秩序のとある姿であり、私たち人間の目には見えない世界の存在を示唆するものなのかもしれません。身の回りに当たり前のように存在する物事への好奇心や想像力を喚起し、人間本位の視点に揺きぶりをかけるような体験となる場を企図します。