メディア表現学部Q&A (6/7 WEBオーキャン学部別相談会 回答まとめ)

6月7日「京都精華大学WEBオーキャン」で実施した、Live配信企画「学部別相談会」の記録を公開します。
当日の配信では、高校生のみなさんから寄せられたさまざまな質問に、各学部の教員がオンライン会議システム「Zoom」を使って回答しました。このページでは、配信中に回答しきれなかったものも含め、すべての質問と回答をまとめて掲載します。「興味はあるけれど、何から調べればよいかわからない」「先生に聞きたいことがある」など、まだ迷っている人から、志望コースが決まっている人までおすすめの内容です。
ぜひ、大学・学部説明動画とあわせてご覧ください。

メディア表現学部に寄せられた質問

  • 映像を学びたいのですが、芸術学部で学ぶ映像と、メディア表現学部で学ぶ映像にはどのような違いがありますか?
    メディア表現学部で学ぶ映像は、自分が生み出す映像が社会にどのようなインパクトや影響を与えられるか、という点を重視します。映像は一つのツールです。映像の力を使って、「周囲とも協力しながら」「どんな社会を創造していきたいか」という点にも興味を持つ方にメディア表現学部をお勧めします。一方、芸術学部の映像専攻は、自分が表現したいことを追求し、アート・自己表現としての映像を学び創作します。
  • 美大に行こうと思って高2からデッサンを中心に平面や立体も学んできましたが、メディア表現学部に興味を持ち始めました。この学部では、あまりデッサンなどは受験に必要ありませんが、入学後私がこれまで学んできたことをいかせますか?進路を変更することに少し不安があります。
    メディア表現学部で学ぶ音楽や映像、プログラミングなどを制作するときに、これまで学んできたすべてのことをいかすことができます。例えば映像を制作する際、自分が制作したいと思う映像を事前にイメージしてそれを描くこと(絵コンテ)ができると,自分のイメージをより明確にするのにも,そしてそのイメージを一緒に制作する仲間に伝えるのにも,とても役立ちます。これまで学び訓練してきたことが様々な場面で活きてきます。
  • 音楽表現専攻では楽器の演奏スキルを伸ばすことができますか?
    音楽スタジオなどの施設はとても充実していますので、自主的に練習をして演奏スキルを伸ばしていくことは可能です。ただ、演奏のスキルを伸ばす授業はないので、各自で自主的に取り組んでいく必要があります。音楽表現専攻では、音楽演奏や純粋な音楽表現の追求は第一には置いていませんが、多様な音楽・音響制作に関する専門的な技法と情報テクノロジーを活用した伝達手段の知識を深め、音楽や音の新しい可能性を追求するには、最適な学部と考えています。
  • メディア表現学部の就職サポートや、インターンシップ型・プロジェクト型の授業というものについて知りたいです。
    メディア表現学部での学びは、現実の仕事と結び付けていくことを特に意識しています。インターンシップ型の授業では、実際の現場に入って仕事を体験することで、大学での学びをどうしたら実際の仕事の現場で活かしていけるのかを考えます。プロジェクト型の授業では、企業や様々な社会活動をする人たちと協働して、よりよい社会のあり方を探求します。
  • 京都精華大学の魅力や先生たちから見た学生の様子はどのような感じですか?
    谷口:個性や自分の強みを意識している人が多く、それらの個性が共存し合うことで、お互いに成長できることが魅力です。例えば「音楽を作る」ということを核に考えても、現代ではただ音楽として発表するということだけでは成立しないことも多く、その音楽の世界観を伝えるイラストを描いたり、ミュージックビデオを撮影したり、グッズを作ったりと様々な展開が必要となります。そのために必要となる仲間と出会えるということが最大の魅力だと思います。
    落:課題を自分で見つけることができる学生が多く、自分から行動してゼロから何かを生み出すという学生が多いです。
  • 個人制作とグループワークの比率はどれくらいですか?
    グループワークの比率は全体的に高いです。メディア表現学部の学びは、仕事と結び付けて学ぶということを重視しており、そこには必ず他者とのコミュニケーションが必要になります。そして、グループワークを通してだれかと盛り上がる、ということばかりではなく、グループの中で自分の役割を見つけることも重要な点です。一人でこつこつと頑張ることが得意な人、誰かと誰かと結びつけるのが得意な人など、個々人の得意なことは様々です。グループワークでは、そのような一人一人の個性を最大限に発揮していくことができ、それらが融合することで一人では成し遂げられないような大きなことも成し遂げることができます。もし、人と一緒に何かするのは苦手という人も、そうした社会的関係の中で自分のポジションを見つければ、一人でじっくり取り組むような仕事が得られるはずです。
  • もし合格したら入学までにしておいたほうがいいことは何ですか?
    平野:身の回りで、これは困ったな、不便だな、と感じることがきっとあると思います。その不便なこと困ったことが、なぜ不便なのか、困るのか、ということを考える習慣を持つと良いと思います。その不便なことを解決するために学ぶべきことを見つけて学んでいくのが、メディア表現学部での学びです。
    小松:身の回りにある問題に目を向け、自分ならそれに対して何ができそうか、主体的に考えようとする姿勢を意識していくことをお勧めします。メディア表現学部では、自ら課題を発見するということを大切に考えています。社会のさまざまなことをぜひ自分事として捉えてみてください。
  • 将来映像制作やテレビ番組の制作、ミュージックビデオ制作等の仕事につきたいのですが、メディア表現学部でそのような将来をめざす学びはできますか?
    映像制作の基本をしっかりと学びますので、そこから自分の目標に向かってしっかりと実力をつけていくことができます。イメージ表現専攻を選んでも,受講可能な音楽表現専攻の授業もあり,音楽表現専攻の学生と一緒にミュージックビデオを制作することも可能です。また、映像を実際に制作する企業等での就業体験ができるインターンシップの授業も準備していく予定です。
  • 音楽表現専攻では具体的にどのようなことが学べますか?
    例えばDTMというコンピュータ上でプログラミングを使って音楽を作る授業やレコーディングの授業、音響(PA)の授業、また音楽文化をWEBやイベントを通して支えていくための授業など、音楽表現に関する様々な授業を用意しています。
  • 映像と音楽の両方に触れるようになっているのになぜ専攻が分かれているのですか?
    各専攻の学びを深めて学んでいくためです。ただ、メディア表現学部にある3専攻は、それぞれの専攻の学びが関わりあっています。2年次以降はいずれかの専攻に所属してその学びを深めていきますが、別の専攻で行われている授業なども組み合わせて、最終的に4年生の卒業制作に向けて、自らの挑戦したい表現に取り組んでいくことになります。
  • 総合型選抜で受験したいと考えています。それに向けてどんな準備をすればいいですか?
    メディア表現学部の総合型選抜では、「フローチャートとアクティビティ図」を使った発想法を学び、プログラミングの基礎を学びます。この体験型授業のために、準備は必要ありません。それよりも、柔軟な発想力などを養うため、みなさんの日常の身の回りにある物事や事象をつぶさに観察したり、ときにいくつかの構成要素に分解して考えてみたりしてみてください。そのようなものの見方を通して、発想力やプログラミングのプロセスにつながる考え方を養うことができます。
  • プログラミングの勉強は音楽や動画の制作にどのように役立ちますか?
    たとえばゲームの音楽などは、ゲームの進行に従って音楽が変化していく必要があり、プログラミングの知識が必要となります。動画制作においても様々なエフェクトをつけるのにプログラミングの知識があると、操作を自動化して効率的に作業することができます。今まだ存在しないような新しい表現を音楽や映像においてチャレンジしていく際に、プログラミングによって新しい表現を作ることができるようになります。
  • 音楽系の資格ではどんなものが取れますか?
    MIDI検定やサウンドレコーディング技術認定試験、Pro Tools検定など多くの音楽に関する検定があります。授業として特定の資格に特化した対策講座はありませんが、授業外で資格取得を目指す勉強会を開くこともあります。また各教員も様々な資格を持っていますので、アドバイスを受けてください。教職免許としては、「高等学校教諭一種免許状(情報)」を取得することができます。
  • 情報の教職課程が取れるとのことですが、具体的にどのような授業がありますか?
    高校の教員として必要なこと、情報科を教えるために必要なことの両方を学びます。生徒の指導として必要なものとして生徒指導、進路指導、教育相談、特別活動などについて学びます。教師としての仕事を進めるために教育の歴史、思想、理念,制度、行政、職務内容なども学びます。情報科を教えるために,情報科教育法という科目などがあります。実際に学校に行って情報科の先生の授業を見学して、自分でも授業を担当する教育実習は大変ですが、教師のやりがいを感じる貴重な機会です。教職に関する科目以外のメディア表現学部の講義・実習は、高校の授業を楽しく、奥深いものにしてくれると思います。
  • 将来やりたいことが漠然としているのですが、大丈夫でしょうか?
    小松:興味関心はいろんなことをきっかけに変わっていきます。大丈夫です。
    平野:大学生活では様々な出会いを通して、変化し、成長し、進む道を探っていけるでしょう。それに対応していける幅広いカリキュラムが大学での学びの重要な点です。大丈夫です。
    落:変化の激しい今の世の中、みなさんの将来は未知数です。今ある職業だけが皆さんの選択肢ではなく、あなたの将来の仕事は今はまだないものかもしれません。メディア表現学部での学びは、新しい仕事をも創り出していくもの。そんなワクワクする学びがここにはあります。
メディア表現学部の相談会にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

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