総合型選抜1期を理解しよう! 受験までにどんな準備をしたらいい?

ADMISSIONS

9月に実施する総合型選抜1期(旧AO入試)。
1年間で最も早い時期に行われるこの入試では、毎年多くの受験生が参加し、大学の学びや雰囲気を理解したうえで、京都精華大学への進学を決めています。

このページでは、総合型選抜で行う体験授業の内容や入試対策について、学科・コース単位でご紹介します。

「総合型選抜1期」とは?

体験授業型の試験です。入学後の授業の内容や雰囲気、どんな教員から学ぶのかを理解できます。
 体験授業の前(エントリー期間)に「自己推薦書」「学びの計画書」の提出が必要です。
 「自己推薦書」「学びの計画書」の内容、「体験授業」の結果から総合的に評価します。
 すべての学科・コースから2つまで併願できます。
 体験授業の実施日は2日間設けています。2日間の内容は同じです。同じ学科やコースを2回受験することはできません。
 体験授業後の出願手続きまでは専願ではありません。体験授業の受講後に出願認定の可否通知が届きます。出願した後は専願となります。
 

こんな人におすすめの入試です。

 京都精華大学が第一志望
 大学の授業の雰囲気を知りたい
 2つのコースで迷っている
 少しでも早く合格したい

 入試日程

名称・日程 試験日 試験科目 会場
総合型選抜 1期 2022年9月18日(日)13:00〜17:30
2022年9月19日(月・祝)13:00〜17:30
集合時間12:30
※両日とも同じ内容です。いずれか1日を受験することになります。
事前提出課題(自己推薦書+学びの計画書)
体験授業
本学(京都) 詳細>

7/3(日)総合型選抜1期 オンライン入試説明会開催

「総合型選抜1期」のオンライン説明会を開催します。入試のしくみを理解して、受験の不安を解消しましょう。

エントリー

2022年9月1日(木)~2022年9月7日(水)

事前提出課題(自己推薦書+学びの計画書)を提出します。
● 内容は、体験授業とあわせて評価の対象となります。
● 入力は、インターネット「マイページ」から行います。
エントリーのときは入学検定料はかかりません(体験授業を受講した後、出願するときに必要です)
高校からの推薦書は必要ありません

エントリーに関するお問い合わせ先
京都精華大学 入学グループ
Tel 075-702-5100

自己推薦書・学びの計画書の内容

自己推薦書

あなたが行ってきた活動をなるべく具体的に紹介してください。
また、その活動の成果や活動を通じて学んだ事などを述べてください。 
学校での学習、課外活動、特技、趣味など、紹介する活動の種別は問いません。

学びの計画書

受験する学部の出題内容を確認のうえ、「学びの計画書」を記入してください。
入力は、「インターネット出願ページ(マイページ)」から行います。
学部名 学びの計画書の内容
 国際文化学部 あなたは国際文化学部でどのようなことが学びたいですか。その理由とともに述べてください。また、大学で学んだことはどのようにあなたの将来につながるか、自由に考えて、800 字 ~ 1200 字で記述してください。その際、本学ウェブサイトの学部紹介ページに目を通してください。
 メディア表現学部
 芸術学部
 デザイン学部
 人間環境デザインプログラム
あなたの志望する学科・コースで、在学中に学びたいことやチャレンジしたいことについて、その内容と理由について、800 字程度(上限1200 字)で記述してください。
 マンガ学部 あなたが志望するコースを受験しようと思った「きっかけ」となった作品または作家について、どこに惹かれたかを述べた上で、それを踏まえて、大学 4 年間で何を学びたいのかを 800 字 ~ 1200 字で記述してください。
※作品・作家は複数でも構いません

体験授業の内容と対策

各学科・コースの体験授業の内容と対策を紹介します。
※ 総合型選抜の対策は、あくまで参考としてご覧ください。事前課題ではありません。
※ 体験授業の日にポートフォリオ審査は行いません。

国際文化学部

人文学科

体験授業の内容

グローバルな視点から日本を掘り下げてみよう

人文学科では、1年次にはグローバルな視野のもとで自文化について理解を深め、2年次からは「文学」「歴史」「社会」「日本文化」の四つの専攻に分かれてより専門的に学ぶことで、自分の問題意識を深めていきます。この体験授業ではまず、共通テーマについて4専攻全てのレクチャーを受け、人文学の学びの多様さ、幅広さを体感してもらいます。その後、他の参加者との意見交換を行い、さらに視点を広げるとともに自分の興味・関心をより高めていきます。最後に、レクチャーと意見の共有を通じて考えたことをレポートにまとめます。学び、考え、そして他者に向けて発信するという人文学科での学びのプロセス全体を体験する授業です。

評価のポイント
レクチャーの内容を理解しようとしているか
 レクチャーやその後の意見交換を通じて、他者の意見を参考にしながら自分の意見を練り上げ、それを丁寧にわかりやすく他者に伝えようとしているか
 知識の多さではなく、他者の意見も柔軟に取り入れ、より深く学ぼうとする意欲と能力があるか

先生からメッセージ

 学科に求める人は?
・いろんな時代に書かれた日本の文学作品に興味がある人
・偉人だけでなく「庶民の歴史」に興味がある人
・今の社会に疑問を持っている人
・日本や海外の文化に興味がある人
・日本社会あるいは日本文化に関心がある人
・人間とは何か、自分とはどのような存在か、という問いを追究したい人
 
 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
レクチャーの内容や他の人の意見を吸収するためには、日ごろから自分の興味・関心の幅を広げておくことが大切です。まずは、身の回りで起こっているニュース(時事問題や社会問題など)に、アンテナを張ってください。おススメなのは、オリジナルのニュース・スクラップ・ノートの作成です。好きなノートを1冊用意し、左側のページに自分が気になったニュースの新聞記事(新聞が手に入らない人はネット記事)を貼り、右側のページに、それを読んでわかったことや、自分の意見を書いてください。記事のなかにわからない言葉や単語があれば意味を調べて、それもノートに書くと良いでしょう。まずは、1週間に1つの記事を取り上げるぐらいのペースで考えてみてはどうでしょうか。入試では意見交換を行います。自分の意見を自由に表現するだけでなく、他者の考え方や意見を理解し、自分の視野や思考が柔軟に広がっていくような、わくわく体験をするつもりで臨んでください。

グローバルスタディーズ学科

体験授業の内容

フィールドワークから他者を知る

グローバルスタディーズ学科では、4年間の間に少なくとも2度の海外フィールドワークを行います。フィールドワークは「旅行」とは大きく異なります。本や映橡を通して知った社会の中に入り込み、同じ生活空間を共有することで、他者の生活を体験し、書物や映像からだけでは知りえない地域や社会を知り、理解することをめざします。体験授業では、まず、「フィールドワークの方法」と「グローバル関係」、「グローバル共生」、「アフリカアジア文化」についての小レクチャーを受けます。その後、いくつかのグループに分かれて教員たちに対してインタビューをしてもらいます。レクチャー、インタビューを通して得た情報をもとに、グループに分かれてディスカッションを行い、最後に自分の考えをレポートにまとめます。この授業は、こうしたフィールドワークを通じた学びのプロセスを体験するものです。

評価のポイント
● レクチャーを通じて得た知識をもとに、より深い問いを見つけ出すことができるか
 意見交換を通じて他の参加者の意見を参考にしながら自分の意見を練り上げ、それをわかりやすく他の人に伝えようとしているか
 知識の多さではなく、話を聞く力、問いを見つける力、人に伝える力があるか

先生からメッセージ

 学科に求める人は?
異なる地域や国、文化に飛び込んでみたい、世界各地のさまざまな人びとの視点を学び、かつ、自分自身の視点を見つけたい、国内外においてグローバルな社会で活躍したり表現したりしたいなど、海外を視野に入れて新しいことに挑戦したい人におすすめします。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
行ってみたい国や地域を1つ選び、地図や詳しい案内図、写真や絵を集めて、スクラップしたり壁に貼ったりして眺めてみてください。そして、その土地に関係する旅行記や滞在記、民族誌や小説、新聞記事などを読んだり、ニュース番組やドキュメンタリー映画などを見たりしてください。そこからあなたは何を感じ、どんなことに関心や疑問を持ちますか?あなただったらどんな経験をしてみたいと思いますか?現地の人たちに何を聞いてみたいですか?どんなことを現地の人たちと一緒にやってみたいですか?これらを文章にして書きとめ、また、家族や友達・知人に話してみてください。
体験授業では本学科の教員が複数名、それぞれの専門地域でのフィールドワークやそこで得た知見について講義します。事前に上記のことを受験生のみなさんが各自でしておけば、体験授業の受講もその後のインタビューやグループディスカッション、レポートの執筆にも、きっと役に立つはずです。

メディア表現学部

メディア表現学科

体験授業の内容

コンテンツ配信の企画を通して、 メディアの活用、 情報の伝達、 問題解決を学ぼう

メディア表現学部では、理系・文系という括りを超えて、社会や表現に関する問題の発見・解決に必要な情報の整理、意思決定の方法、コンテンツ制作やサービス南発を学びます。この休験授業では、コンテンツ配信など、具体的事例について考えることで、そのための基礎となる「情報の整理、意思決定、モデル化、可視化」を行います。体験授業は、内容に関するレクチャー、グループによる問題の発見・解決、個人による問題の発見・解決の3部構成になっています。
教員から課題についてアドバイスを受けたり、みなさんの入学後の夢や希望について質問したりする機会もあります。参加にあたっては、専門的な知識などは必要ありません。この体験授業を通じて入学後の学びを理解しましょう。

評価のポイント
● レクチャーの要点を適切に手元のノート等に記録できているか
● グループワーク、個人ワークのそれぞれについて、与えられた条件等の情報整理ができているか
● 整理された情報から意思決定に至るまでのプロセスが記述できているか
● 解決策に至る方法が独創的かつ実用的で、他の人に分かりやすくモデル化および可視化されているか
● グループワークでは 他の人とコミュニケーションが取れているか、リーダーシップを発揮しているか、解決に向けて寄与しているか

先生からメッセージ

 学科に求める人は?
メディア表現学科では、自分が生み出す映像や音楽、情報が社会にどのようなインパクトや影響を与えられるか、という点を重視しながら学びます。映像や音楽、プログラミングやデータサイエンスの力を使って、どんな社会を創造していきたいか、そこに興味を持つ方にメディア表現学科をおすすめします。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
問題を発見したり、解決したりするためには、与えられた情報を整理することが必要です。そのためには普段から人の話を聞いたり、資料を読んだりした際に必要なことをメモする習慣を身につけると良いでしょう。さらに、メモを見ながら内容をわかりやすく図解したり、モデル化したりすることによって、問題の本質や解決への糸口が見えてきます。このようなことを個人で行ったり、グループで行ったりすることで問題を発見・解決する力が向上します。また、そのプロセスを記録しておくことで同様の問題に素早く対応できるようになります。
たとえば好きな配信サービス、あるいは最近気になっているコンテンツについて調べて、情報を整理・図解して家族、友人、知人に説明してみる。あるいは人気のYouTuberについて友人から聞き取りをし、内容を整理して、その人気の原因を考えたりすると良いと思います.こうした日常の生活の中での学びが体験授業でも活きてくるでしょう.

芸術学部

造形学科

体験授業の内容

「作る自分に出会うこと」立体作品と平面作品の制作を行います

芸術の基礎的な制作手法で作品を制作します。好奇心、探究心を発揮して、潜在的な創造力を引き出すことに挑戦します。
(1)与えられたモチーフをよく観察して粘土で立体作品を制作
(2)制作した立体作品をもとに、鉛筆、コンテを使って描写
(3)制作した作品について簡単に制作意図を説明
対象を捉える2つの方法を体験して、あなたの感性と可能性を探りましょう。教員からのアドバイスを受けながら作品を創造するプロセスを学びましょう。完成した作品を介して自分の考えや感情を相手に伝えること、作品を鑑賞して相手を理解することを体験します。美術の経験がなくても意欲があれば積極的にチャレンジしてください。

評価のポイント
● 新しい領域や多様な表現に対して意欲的に取り 組めているか
● 創作することに強い関心と興味を持つことができるか
● 他者の表現や作品を理解できるか

先生からメッセージ

 学科に求める人は?
好奇心旺盛で、どんなことにも挑戦する人ですね。自分以外の人たちの意見や考え、育ってきた環境の違いを尊重しあえる、そんな人に来てほしいと思っています。

いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
総合型選抜は対象のモチーフを粘土で制作して、その粘土作品をモチーフとしてデッサンします。短い時間で2種類の作品制作ですので、細部にこだわらずにつくる・描く訓練が必要です。目で見て観察するだけではなく、手で触って観察する経験を繰り返してください。
(1)興味のあるモチーフを選び、粘土で造形してみましょう。少々荒っぽくても大丈夫です。その粘土作品を5枚ぐらいクロッキーして構図を比較します。この作業を、質感の違う他のモチーフを使って5種類以上チャレンジしてください。(粘土作品は写真で保管)
(2)全てのクロッキーをチェックして、良いところ悪いところを自己分析し、今度は時間を延ばして粘土造形とデッサンを繰り返してください。鉛筆だけで描く、コンテだけで描く、鉛筆とコンテを併用して描くなど、描き方を工夫することをおすすめします。
 

デザイン学部

イラスト学科 イラストコース

体験授業の内容

ことばからのイラスト~あたえられた「ことば」からイメージしてイラストを描こう!~

与えられた「ことば」から、自由にイメージを膨らませてイラストを描きます。
レクチャー:制作するためのポイントやアドバイスを行います。
 実制作:A4サイズの画用紙に描きます。
 作品講評:教員が仕上がったイラストについて講評します。

評価のポイント
● 描画力
想像力
構成力
取り組む姿勢

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
イラストコースには色々な人が集まります。「絵を描くことが好きな人」はもとより、「デザインに興味がある人」「オシャレなものやカワイイものに目がない人」「流行に敏感な人」…。イラストの表現スタイルは多様ですから、個性を意識して自分らしい作品をめざしている人に向いていると思います。
 
 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
ラクガキ、スケッチなどで良いので、常に手を動かして描くことを心がけてください。さらに、入試では「ことば」からイメージして描くので、たとえば曲名や歌詞、小説などの文章からイメージを膨らませて、イラストを描くトレーニングをすると良いと思います。

ビジュアルデザイン学科 グラフィックデザインコース

体験授業の内容

オリジナルの「グラフィック・バッグ」をデザインします

グラフィックデザインとは、情報やメッセージに視覚的な「デザイン」を加えることで豊かな表現となり、人々の心に響くよう可視化されていくプロセスをいいます。この授業では最初に、自由奔放なライブドローイングを体験します。自分自身を解き放ち、みなさんの資質や個性を思う存分発揮させてアートしましょう。次にその作品をデジカメで撮影、パソコンにて文字情報と合わせてレイアウトした後、プリンターで出力しトートバッグに転写します。自らを解放する体験を楽しみながら、「造形(素材)→構成(デザイン)→展開(発信)」というグラフィックデザインのプロセスとエッセンスを学びます。

 評価のポイント
● 作品
● 制作姿勢
● 教員とのコミュニケーション
● プレゼンテーション

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
グラフィックデザインは、まだまだいろいろな可能性にあふれています。グラフィックデザインコースには、身のまわりの世界をもっと美しくしたい、楽しくしたい、面白くしたい、もっと心地よくしたいなどの気持ちがあふれている多様な人が集まり、自分の美意識、感性を鍛えぬき、好奇心全開で世の中にかくれている、楽しい種を発見する場所です。多くの人にうきうきする変化を与えたい人におすすめしたいです。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
入試ではライブドローイング(下書きなしで描くこと)に挑戦してもらいます。抽象表現の絵画をみて刺激を得たり、クロッキー帳に自然の風や音、お気に入りの曲のメロディーなど、見えないものをめいっぱい感じたままを1冊分描いてみてください。自身の感覚を線や形で素直に開放するドローイングエクササイズをしてみてください。

ビジュアルデザイン学科 デジタルクリエイションコース

体験授業の内容

メッセージスタンプをデザインしよう!

LINEやFacebookなどのSNSで使われる「メッセージスタンプをデザインする」体験授業です。最初にみなさんの地元の特徴を活かしたオリジナルキャラクターを制作します。
その後、そのキャラクターを喜怒哀楽などにバリエーション展開し、メッセージスタンプとしてデザインします。最後にデザインしたスタンプをプレゼンテーションし、アイデアを参加者で共有します。ゲームやアプリ、ムービーやインターネットサービス、VRなどのデジタル技術を使って、人とコミュニケーションすることに興味がある人に向けた体験授業です。

評価のポイント
● 制作する作品の内容
● 他者とのコミュニケーションの取り方
● 熱意をもって丁寧に取り組めているか

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
新しい技術を活かして社会を楽しくしていきたいと考えている学生を求めています。デジタルツールなどの技術は入学後に学べるので、技術に自身がない方でも大丈夫です。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
自分の好きなスタンプの模写とそのスタンプの特徴を書き込んだ「スタンプスケッチ図鑑」をつくるのがおすすめです。積極的な観察とアウトプットの継続が表現力を高めてくれます。

プロダクトデザイン学科 プロダクトコミュニケーションコース

体験授業の内容

これからの社会に向けて未来の暮らしを想像、 創造しよう

近年、様々な技術の発達により私たちの社会や暮らしは急速に変化しています。技術は日々進化しています。しかし、そうした技術の進化に対してそれをどの様に活用すべきなのかという事が追い付いていないのが実情です。この技術をどう使えばもっと便利、快適、素敵な社会や生活を実現する事ができるか?それを考えるのもプロダクトデザイナーの腕の見せ所です。体験授業では通常授業のように提示されたテーマに対して、いつ、どんな人が、どんな場所で、どのように使うのか?みなさんに様々な視点から仮説を立ててもらいます。これからの我々のより良い暮らしや社会生活にどんな知恵や用途・機能があったらいいかを打ち出してください。
一つの疑問や仮説から生み出す「未来をデザインする事」を体験しましょう。

評価のポイント
● 提示されたテーマから問題点や未来橡を実感することができたか
● そこから柔軟にアイデアの展開を充分に行うことができたか。 アイデア量が重要です
● アイデアから魅力的かつ説得力のある提案にまで持っていくことができたか
● 自分の提案を他者に伝えることができたか
● 何より誰かや、 自分自身が幸せになる提案ができたか

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
私たちの生活を彩る日用品から文房具、家電や車といった工業製品を自らのデザインで生み出したいと目的をもっている人。一方で、商品の企画や商品のプレゼンボードや商品パンフレット制作など、グラフィックデザインのスキル、写真撮影、また先端技術やプログラミングといった様々なデザインの要素を学ぶことができるので、どんなデザインをしたいかが、まだ決まっていない人にも興味を持ってほしいと思っています。
 
 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
日々の暮らしのなかで不便に思うことについて、もっとこうなったら便利で素敵になるのでは、と常に想像してください。普段、当たり前だと思っていることは、自分自身がその不便さや魅力に気付いていないかもしれません。何かいいな、何かいやだなと感じたとき、なぜそう感じるのか、その理由を常に考えてください。そして自分なりの視点、自分ならもっとこうするというアイデアをなるべくたくさん忘れないように描き留めてください。デザインを考えると世界が今までと違って見えるはずです。

プロダクトデザイン学科 ライフクリエイションコース

体験授業の内容

京菓子のパッケージをデザインしよう

文化と伝統が息づく京都で、長い時を経て完成された繊細な芸術品、京菓子。その京菓子を、さらに魅力的に見せるためのパッケージをデザインしましょう。菓子の特長、生まれた背景や歴史、食べる人や場面を想定し、パッケージの形を検討していきます。もちろんネーミング(商品名)も考えて、イラストや色、文字も構成しましょう。一枚の紙(平面)からパッケージ(立体)を作る工程を通して、コース教育の特長である「平面から立体をつなぐデザイン」を体験します。あなたのデザインするパッケージが、モノの魅力を最大限に引き出し際立たせることで人々の暮らしを豊かに変えていく。そんな楽しみを発見する授業です。

評価のポイント
● 自分なりのアイデアを展開できたか
ッケ ージに求められる要素(保護、装飾、広告)を理解できたか
 意欲的に取り組むことができたか
 自分のアイデアをわかりやすく伝えることができたか
 デザインによって生活を豊かにすることの楽しみを発見できたか

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
私たちの生活に関わるモノ・コト・空間のデザインに興味がある人。また、ものづくりが好きで、人や生き物・地球の幸せのために平面から立体、空間まで幅広く学びたい人に向いています。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
興味があるものをよく観察することです。どこが好きか、なぜ良いと思うのか、これを持っているとどう感じるか、など想像してみましょう。また、デパートのお菓子売り場などでパッケージをたくさん見て、20点ほどスケッチやメモをしましょう。

プロダクトデザイン学科 ファッションコース

体験授業の内容

自分の気になる服をきっかけに、新しい服をデザインしてみよう

この授業では、自分が持ってきた服を出発点にして、以下の流れで服をデザインします。
(1) 自分が持ってきた服がどのようなもので、なぜそれが気に入っているのかなどを他の受講生の前で発表し、他の受講者からの意見や質問をもらうことでその服に対する理解を深めてもらいます。
(2) その服を出発点にして、新しい服をデザインします。「出発点にする」というのがわかりにくいかもしれませんが、「もっとこうだったらいいのにな」と思う点を改良するのでも、その服にあわせるアイテムを考えるのでも、あるいは他の方法でも構いません。
(3) どのような服を作りたいのか考えてゴールを設定し、それに必要なリサーチを行い、さまざまな情報を整理し、教員と相談しながら具体的な形や機能に落とし込みます。
(4) 完成した服について発表をします。
この課題を通じて、デザインをどのように行うのか理解してもらいたいと考えています。

評価のポイント
● 自身の考えを伝え、他者の意見を理解する「コミュニケーションカ」
● 自分の興味や関心を分析して言語化する「思考カ」
● 必要な清報を見つけてまとめる「情報整理力」
● なにかを起点に発想を展開する「表現力」

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
ファッション領域で自分の可能性を追求してみたい人、よりよい未来をデザインする事に関心がある人です。
着るものや着ることによって、生活環境を快適にしてみたい。服を通じて、自分や誰かの印象を変えてみたい。そんなふうに、ファッションによって世界を変えてみたい人はもちろん、今の自分や人間関係を変えたいともがいている人や、人を喜ばせたり驚かせたりすることが好きな人も、ファッションの分野と強い親和性を持っています。
自分の新しい側面を発見したい、新しい価値を作りたい。そう感じている人は、京都精華大学で、ファッションやデザインの勉強を通じて「自分自身」をデザインしてみませんか。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
体験授業では、自分が持ってきた服を出発点にして、新しい服のデザインに挑戦します。
まずは、体験授業に持参する服を選びましょう。
「新しく服をデザインする」と聞くと、好きな色や形を考えることだと思うのではないでしょうか。それよりも、世の中の人に利益を提供できる方法を色々と考え、デザインの可能性を広げてみることと、何を目的にどの様な人のためにデザインしようとするのかを考えることから始めてみてください。
持参する服のどこに魅力を感じているのか、具体的に書きだしてみることをおすすめします。あなたが服に何を求めているのか、服によって着た人の生活を、社会をどう変えたいのか、手にしている服から考えてみましょう。
 

建築学科 建築コース

体験授業の内容

学生会館の有効活用プロジェクト

大学敷地内にある学生のための施設は、講演会などを開催できる大ホール、美術館のような大きな展示空間、異文化交流のためのラウンジや多国籍料理を提供するカフェ、自習するための空間、演劇や音楽演奏を発表する空間や台所などが設けられ、学生活動の中心的な場所です。外部には階の異なるテラスがあり、それらは地上と階段で結ばれ自由に行き来することができます。内部空間だけでなく外部空間を上手に活用することで、より魅力的な学生の居場所になりそうな場所です。そこで、学生会館の外部テラスの有効活用について考えてみましょう。現地を観察し、誰が、いつ、どのように使えると楽しく時間を過ごすことができるのか、その場所の特徴を活かしながら具体的にイメージしてデザインしてみます。
 
・課題についてのミニ講義(20分)
・現地の自由視察時間(30分)
・各自アイデアの意見交換(50分)
・各自アイデアの具体的な外部空間のデザイン作業(60分)
・各自アイデアの発表と意見交換(90分)
・まとめと振り返り(20分)
 
評価のポイント
● すでにある物理的な環境を、人々が過ごす場所として、新しく総合的にデザインする過程を楽しむことができたか
● 自分が考えた提案内容を相手にわかりやすく伝えようとしたか
● 他の参加者の提案を理解しようとする姿勢を持っていたか

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
建築に必要な視点は身の回りの環境に興味を持つこと。周りの人に幸せになって欲しい、暮らしの環境をよくしたいと考える人に来てほしいですね。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
テラスという場所は建築内部の空間とその周りの外の空間をつなぐ場所と言えるかもしれません。皆さんが通う学校の校舎にもきっとそういう場所があるはずです。テラスに内部で起こっている出来事が連続してあふれ出したらどうなるか、外部の開放的な雰囲気がテラスを介して内部にまで入ってきたらどうだろう。日常の学校生活の様々な場面で想像してみましょう。テラスに移動可能な家具を置いたり、ちょっとした屋根をかけてみる。そんな工夫次第でテラス活用の可能性は拡がるはずです。街の風景にも目を向けてみましょう。日常生活の中にも様々なヒントが隠れています。内と外が明確に分断されるのでなく、内と外がつながることで何か魅力的な場所ができていないか、観察してみましょう。

マンガ学部

マンガ学科 カートゥーンコース

体験授業の内容

与えられた言葉からイメ ージする1枚の絵を個性ある発想と表現で完成させる。

カートゥーンコースといえば「動物園でのデッサン」や「夏休みの宿題クロッキー500枚」を思い浮かべる人が多いと思います。オープンキャンパスでもそれらについてよく質問されます。それではなぜそれらが必要なのか、そもそもカートゥーンとは何なのかについて先ず簡単な講義をします。それから各々、テーマに沿って制作を始めていきます。基本的に大学での学びは自主性がひとつのポイントになります。制作中はこちらからも気になったことなど、それぞれの個性を見ながら声をかけアドバイスをしていきますが、自らも迷ったり、分からないことがあれば積極的に教員とコミュニケーションをとってください。制作後、講評会をする予定です。

評価のポイント
● 独創性のある発想と作画
● 積極的コミュニケーションカ
● 画材を扱うテクニック
● 作品の完成度

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
人を楽しませたり、感動させたりすることが好きで、アナログでのしっかりとした画力をつけたい人、アート志向の強い人が向いていると思います。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
イメージ表現とはその人独自の世界観を表現することです。たった1つの言葉からでも各々違った、様々な世界が想像できます。その想像力を養うことと、イメージした絵が自在に描けるようにするために普段から人物や物の観察、スケッチの練習を、1カ月にスケッチブック2冊を目標に取り組んでください。

マンガ学科 ストーリーマンガコース

体験授業の内容

マンガ制作実習 ~ストーリーマンガの基本~

普段授業で行っている「教員から丁寧なアドバイスを受けながら」作品を制作する形で、日本の出版マンガの基本とストーリー作りを学びます。体験授業では、基礎知識のレクチャーを受けてから、提示されたテーマに合わせてアイデア出し→2頁のネーム(マンガのための絵コンテ)作り→マンガ原稿用紙に下描き、までの制作を行います。制作途中で随時教員のアドバイスを受けることができるので、初心者はーからのノウハウを、経験者はスキルアップのためのポイントを学ぶことができます。ストーリーマンガコースの学びの特徴である「マンガ業界人(マンガ家・編集者)によるきめ細やかな個別指導」を是非体験してみてください。

評価のポイント
● マンガ制作へ臨む姿勢
● 個別指導の受け止め方、 アドバイスの活かし方などの本人の対応と制作意識 ※言語読解力を含める
● 制作した作品の内容(アイデアカ・構成カ・画力などを総合的に判断)

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
・自分自身で物語を作って表現したい人
・日本で培われてきた「マンガ」スタイルを真剣に学びたい人

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
長い物語を考える必要はありません。基本の起承転結を一番シンプルに表現できる4コママンガなどで、「物語を考えてコマで表現する」練習をしてみてください。また、きっちりコマ割りされているマンガを選んで模写してみるのも、マンガ表現の練習になります。

マンガ学科 新世代マンガコース

体験授業の内容

SNS向け短編マンガを描こう

インターネットの普及により、ちょっとした合間にスマートフォンを開いてSNSに投稿されている短いマンガを読む、というマンガの読まれ方が一般化しました。そんなSNSに向けた、短編マンガを描くために必要な知識と技術をレクチャーします。その後で与えられたキーワードからストーリーを発想して、4ページのマンガ作品を制作します。授業の後半では課題を回収して教員が作品の講評をします。同じキーワードでも人によって捉える視点が違うということ、SNSで多くの人の心を捉えるマンガはどのような傾向にあるかということを理解してもらうのがこの授業の狙いです。

評価のポイント
 【基礎力】マンガの基本的な文法を理解しているか
 【構成力】ストーリーが上手くまとめられているか
 【画力】世界観を表現するための画力を持っているか
 【演出力】効果的なコマ割りで見せるべきところをしっかり見せられているか

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
自分の描いたマンガで多くの人を楽しませたい、驚かせたい、ゾクゾクさせたい、笑顔にしたい、笑わせたい、深く考えて欲しいなど、読者に届けたい思いを持った人。またSNSなどデジタルに対応できるマンガの描き方を学びたい人。 
 
 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
たくさんマンガを読んで、鉛筆でいいので簡単に模写してください。ページをまるごと。できれば1話まるごと。高い画力よりもコマ割や構図そしてキャラクターたちの胸に刺さる言葉を写し取って「その作品がなぜ面白いのか?」について自分なりに分析してみてください。模写する際の絵は簡単な絵でいいです。それよりも、マンガのページ構成について深く考える習慣をつけておいてください。

マンガ学科 キャラクターデザインコース

体験授業の内容

キャラククーデザインの意義を理解し、 オリジナルキャラクターを描こう

「キャラクターデザインとは何か」をテーマとした教員によるレクチャーの後、文章で与えられた要題の絵を描く課題があります。その中で、キャラクターはどういうふうに活躍できるのかを考えて、A6サイズで2~4枚のラフ案を描いてみてください。その後、ラフの中から一点を選んで、A4一枚のイラストをカラーで仕上げましょう。これらの体験授業を通じて、キャラクターデザインとは何だろうか?を考えながら、あなたが考えるキャラクターの可能性について考えましょう。

評価のポイント
 画力/発想力があるか
 コースの教育目的「キャラクターの見た目と中身を両方デザインする」、「よく観察して楽しんで描く」、「常に新しいものを取り入れ、常識にとらわれない」を理解して実践したか

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
まずはキャラクターやイラストを制作し発表することに意欲的であること。そして、キャラクターデザインやイラストレーションが関係する社会のさまざまな分野に興味を持っていることです。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
キャラクターやイラストコンテンツ以外の分野にも興味持ち、リサーチするようにしましょう。たとえばファッションをジャンルごとに雑誌でチェックし、色調の変化やその歴史を調べる、など。また、絵の練習ではモチーフを必ず「見て描く」「よく観察して描く」を徹底しましょう。上達への第一歩です。創造するうえで必要なアイディアを蓄えるために、「見て知る」ことがとても大切です。

アニメーション学科 アニメーションコース

体験授業の内容

アニメ ーション制作の基礎となる発想力を活かし、 イメ ージをイラストにしよう

アニメーション作品制作に必要な「発想力と表現力」に重点をおいた課題作成ワークショップを行います。与えられたテーマ(簡単な言葉)から自由に発想し、あなたのアイデアや世界観をイラストと文章(作文)として表現してもらいます。この課題制作では、皆さんがどれだけの発想力を持ち、それを絵や文章で表現できるかを見ます。制作した作品について、教員のアドバイスや、意見を聞いたりする機会もあります。自分自身がわくわくするような
イラストを描いてみましょう。

評価のポイント
 あなた独自の発想やアイデアを基に、人をアッと言わせるような着想で課題制作に取り組んだか
 積極的にワークショップに参加することができたか
 アニメーションの基礎となる発想力や表現力を深めることができたか

先生からメッセージ

 コースに求める人は?
映像を通してメッセージを送りたい、絵を動かす喜びを味わいたい、という人向けです。アニメーターは役者であり画力だけでなく演技力、演出力が求められます。将来2D、3D、クレイなどのアニメーション映像を作る上で必要な「動き」や「カメラワーク」、「演出」などの基礎をしっかり学びましょう。

 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
アニメーション表現では2Dや3Dに限らず「絵心」や「芝居心」がとても重要です。普段からのデッサンの勉強はもちろんですが、たくさんの映画や芝居を見ましょう。作品を楽しむだけではなく、どのような映像演出や工夫がなされているかに注目し研究してください。試験までに空想力や映像表現の幅を広げておきましょう。

人間環境デザインプログラム

体験授業の内容

京都の市街地の空き家(京町家)の有効活用を考えよう

京都中心市街地では京町家が空き家のままで売却され解体されたり、減少しています。これは社会全体の消費傾向の変化や少子高齢化による人コ減少等に原因があると考えられます。一方で京町家は景観財として内外で高く評価され、飲食店や宿泊施設等に活用される例も多く見られます。しかし、新しい所有者が地域社会とのつながりが薄く、地域コミュニティーの弱体化とつながっています。そこで空き家が地域社会にとってどのような有効活用方法があり、その新しく生まれる「空間=場」に地域の皆さんがどのようにかかわるのかを考えてみましょう。具体的に、高齢者サビス施設、地域図書館、こども食堂、児童館などへの変容の企画を考え、プレゼンテーションを行います。

評価のポイント
 提案にあたって既存の環境資産を総合的に検討することができたか
 自分が考えた提案内容を他の参加者にわかりやすく伝えることができたか
 他の参加者の企画内容を理解する姿勢を持ったか
 人間環境デザインプログラムに求める人は?
観察力を養うこと、普段見ているけど気にしなかった自分の身の回りを注意してみてください。きっと自分の周りにある社会、ヒト、モノの変化に気づくはずです。
 
 いまから総合型選抜までにどんな準備をしたらいいですか?
人間環境デザインプログラムでは観察力をとても大切にしています。日常生活の中、身の回りにあるコト、モノをじっくり観察してみてください。

もっと詳しく知りたい人に

総合型選抜1期について、よくある質問と回答をまとめました。エントリーから体験授業、出願手続きに至るまで、みなさんの疑問にお答えします。
京都精華大学の入試は「誰もが得意なことで受験できる」ことが特長です。タイプ別にオススメの入試制度を紹介します。それぞれのポイントを理解して、自分に合った入試制度を探してみましょう。