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芸術学部1年生 授業「彫刻基礎」によるパフォーマンスが行われました。

本日、京都精華大学学内では、お祭りの縁日のような音が鳴り響いていました。
音の出どころは、芸術学部1年生の共通授業「彫刻基礎(体幹教育)」で取り組んだ作品発表のパフォーマンスです。
この授業では、基本的な立体制作や展示手法を学びながら、「素材・空間・次元・概念」へのアプローチを通して、全く新しいものの見方や、柔軟な発想を身につけます。

今回の課題のテーマは「祭」。グループに分かれて国内外の祭事を調査し、独自の祭を考案。神輿や獅子舞のように象徴的なモチーフを作成し、学内を練り歩くパフォーマンスを行いました。

学内を練り歩く様子
12組に分かれたグループは「中国の龍舞をイメージしたアマビエの舞」や、キャンパス中央に位置する天ケ池に泳ぐ鯉をモチーフにした「こいまつり」、「現代版百鬼夜行」など、多彩な祭事を考案。
大きな造形物だけではなく、テーマにあわせた衣装や音楽など、総合的なパフォーマンスを行いました。
アマビエの舞
天ケ池の水上ステージでパフォーマンス
花火を使ったパフォーマンスも
他グループの発表中は、歓声や拍手が沸き起こり、互いのアイデアや発表方法、制作技法に対する賛辞の声を掛け合っていました。
その賑やかな様子に、他学部の在学生や教職員も見学にきて、思い思いの感想を述べている様子が見られ、さながら「祭」の様子の学内でした。

芸術学部1年生共通カリキュラム

京都精華大学の芸術学部では、1年次は特定の専攻に所属せずに、共通カリキュラムで学びます。
共通カリキュラムは、作品を作る際に土台となる観察力や思考力を領域横断的に身につける「体幹教育」と、油彩・日本画・彫刻・陶芸・染織・版画・映像といった7つの表現方法を4つまで選んで学ぶことができる「メチエ基礎」で構成されています。

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京都精華大学 広報グループ

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